(前回までのあらすじ)

なんせいくらくれると言ってもミッフィーのリュックなんか背負ってる人は一人もいません!
でもそんなことはものともしない青っ木ぃー。


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ところがっ!


いたぁ!


何本か滑っていたら、リフト上に派手なオレンジ色のリュックを背負った人を発見したのでした。
「うわっ、ミッフィーのリュックや!」
「青っ木ぃー、行って声かけてきたら?」
「ひゅぅーひゅぅー!」
しょぼいリュックを背負った人を発見してやんややんやの歓声を上げる僕たち!
しかし、そのスキーヤーはこちらが騒いでるのに気づいたのか、絶対に友達になるまいとして悪天候の八甲田の中、僕たちの視界からfade outしてしまいました。