ああ、野村克也さんがお亡くなりになった。

何故か涙が止まらない。

理由が分からないけれど、ほんとうに悲しくてたまらない。

 

印象は、名言、怖い、近寄りがたいはずなのに。

プロ野球の監督時代、テレビで見る野村さんは、

味方の選手が活躍するとベンチの奥で座っている野村監督の白い歯が見える、

アウトになると口を真一文字。

ポーカーフェイスとは無縁で裏表がない正直な方なんだなと思ったものだ。

 

野村さんからいろんな気づきをいただいた。

野村さんが言っていた、「一球投げては休憩」、つまり、次に備え考える余裕、

があるのが野球という変わったスポーツとでもいうべきか。

 

遺された著書を読ませていただき、自分を磨き、鍛錬し、自分が死ぬ前に、

世のため人のためになることがこの私にも遺せたと云える人生にしたいものだ。

 

William Jamesの名言、

「心が変われば行動が変わる 行動が変われば習慣が変わる 習慣が変われば

人格が変わる 人格が変われば運命が変わる」

 

ヒンズー教にも、類似した教え、表現があるようで、

「心 が変われば 態度が変わる。
態度 が変われば 行動 が変わる。
行動 が変われば 習慣 が変わる。
習慣 が変われば 人格 が変わる。
人格 が変われば 運命 が変わる。
運命 が変われば 人生 が変わる。」

 

野村さんも例にもれず、このような言葉を著書などで記載されています。

先ずは、長年凍りついた考え方を変えてみる、考え方を変えてみたら、

行動も変わって、より良い未来へ進めるかもしれない。

 

野村さん。悲しいよ。でも天国でこころ安らかにお過ごしください。