🔥 たった一人、ちゃんと聞いてくれている人

「先生方、素敵なお話をありがとうございました。
今だからこそ聞ける貴重なお話、そして先生方の今の声を直接聴けたこと、とても嬉しく思います。

それでは、しばしご歓談の時間をお楽しみください。」
 

司会進行としての役目を終えた瞬間

👏 拍手にぎやかな話し声 に包まれる会場。


💬 「えー! 先生、そんなことあったの!?(笑)」
💬 「マジで!? 俺、全然覚えてない!」
💬 「懐かしすぎるんだけど!」


🍷 グラスがぶつかる音
🍽️ テーブルを囲んで笑い合う、懐かしい顔ぶれ


💭 (はぁ…やっと歓談タイムだ…!)


少しホッとした瞬間――


💡 ふと、視線を感じて顔を上げる。


…… えっ!?

橘先生が、遠くから静かにこちらを見つめていた。


ドキンッ――


💭 (えっ、今…私を見てた?)

少しだけ 胸が高鳴る のを感じながら、私は目を逸らした。

 


📸 記念撮影、進行崩壊!?

カメラマンと幹事たちが撮影の準備を進める中、私は自分のクラスが集まるテーブルへ。


👥 9組。


「おお、椎名! おつかれー!」
「リコッチ、おつかれー!」


懐かしい顔ぶれが、変わらない笑顔で迎えてくれる。


✨ さすがホテルの料理!

🍖 ローストビーフ
🥗 カラフルなサラダ
🍣 小ぶりな寿司
🥖 焼きたてのパン まで…!


「うわぁー! これ絶対美味しいやつ!!✨」
「デザートもあるよ! ほら、ミニケーキ!」
「えっ、ちょっと待って。寿司コーナーあるんだけど!?」


みんなそれぞれ好きなものを取りながら、あれこれ話して盛り上がる。


💬 「てかさ、リコッチ、めっちゃ綺麗になったよね?」
💬 「わかる! 全然変わらないどころか、パワーアップしてる!」
💬 「えー? そうかな?」
 

ちょっと照れながら、私もお皿に料理を盛り付ける。


💭 (こうしてみんなと話せるの、やっぱり楽しいなぁ…)


…と、その時。

ふと、ひな壇の方に目を向けると――


……あれ?


📸 撮影、全然進んでない!?


カメラマンがたった一人で、必死に撮影を仕切っている。
 

💬 「〇〇さーん、もうちょっと前詰めてー!」
💬 「えっ、誰がいないの?」
💬 「〇〇、まだ来てない? え、トイレ!?💦」


💭 (これ…私が動かないと終わらないやつじゃん💧)


私はお皿を置き、ウーロン茶をひと口流し込むと、
足早に司会テーブルに戻った。


🎤 司会モード、オン!
 

「今、何組ですか?」

「2組です」


💭 (えっ、まだ2組!? 進行が間に合ってない…!!)


📢 どんどん進行していく私。
 


💺 ちょっと休憩、のつもりが…

ヒールを履いて会場内を歩き回り、朝からずっと立ちっぱなし。
ほんの少しでも座りたい…。


💭 (少しくらい…いいよね?)


撮影が行われているのは、先生方が座る円卓の前。
私は、その円卓の空いた椅子に腰を下ろした。


🥂 グラスの水で、喉を潤す。

💭 (少しの間だけ……休もう。)


コトンッ―― (テーブルに、グラスが置かれる音)


ハッとして、隣を見た。


👀 ――えっ!?

そこにいたのは、


橘先生だった。


💥 (ま、まさか……!?)


一気に心臓が跳ねる。


💭 (気づかなかった……いつから隣に!?)


先生は、グラスをゆるりと傾けながら、
誰かと楽しそうに言葉を交わしている。


その声は 穏やかで心地よくて、思わず耳を傾けてしまいそうになる。


…… 近い。


📌 たった一人、私の言葉を拾ってくれた人。
📌 この会場で、ちゃんと私の話を聞いてくれていた人。


それが橘先生。


💭 (話したい……今の先生のことを、もっと知りたい。)


でも、もし、先生が覚えていなかったら?


緊張で喉がカラカラになる。


一度、深く息を吸って――




「……あの、先生、覚えていますか?」


✨ 一瞬の静寂。


橘先生が、ゆっくりとこちらを見た。


💓 ドクン、ドクン。


私の心臓が、大きく鳴った――。

 


 

💌 次回、第5話へ続く…!

橘先生の返事は…?
まさかの展開に、ドキドキが止まらない💖

▶ 次回更新をお楽しみに!