押しも押されもせぬベストセラー作家となったタレントの小倉優子(30)。昨年11月に発売した「小倉優子の毎日ほめられごはん」(講談社)が前作の「小倉優子の幸せごはん」(同)と合わせて累計20万部を突破した。
「3万部でヒットといわれる時代、よく売れてます。料理レシピを載せた小倉のブログが月間1億ページビューを記録していただけに、ヒットは間違いなかったんですが、ここまで売れるとは。前作のリピーターがこぞって購入しており、読者の満足度も抜群です」(出版関係者)
人気の秘密はその庶民性にある。身近な食材を使って簡単に作れ、おいしいうえに食べ飽きない。手間いらずで、ひと手間かけたように見える料理がウケている。
「130種類の料理の他に、盛り付けや食器、テーブルコーディネートまで網羅。小倉の何事にも真面目に取り組む一生懸命さやこだわりがあふれている」(芸能ライター)
かつては不思議キャラで売っていた。童顔に舌足らずなおしゃべりで「こりん星のりんごももか姫」なる妄想話がオタク男にもてはやされた。それが今やカリスマ主婦の仲間入り。昨夏、ママたちの支持を集め、ママタレランキングトップの座に上り詰める人気を博している。
「ブログには毎回500件以上のコメントがつく。初めての育児の重圧に耐え、家族のため黙々と家事をこなす姿は、他人事と思えない親近感を抱かせる。思うように夜も眠れず、おしゃれも出来ず、世間に取り残されるママたちが、気持ちを分かち合うための癒やしスポットになっている」(芸能リポーター)
83年11月、千葉県茂原市出身。実家はタイル店を経営。両親と兄、弟の5人家族。千葉県立東金高2年の時にスカウトされ、グラビアモデルに。不思議キャラがもてはやされ、バラエティー、ドラマ、映画、歌とひっぱりだこに。
22歳のときに初ゴシップに見舞われる。お相手はお笑い芸人、よゐこの濱口優。女性週刊誌にデート現場をすっぱ抜かれ、その後、記者会見を途中で中止にするなどずさんな対応も相まって、清純派のイメージは地に落ちた。その2年後に報道された実業家との熱愛や所属事務所との独立トラブルで低迷の時期が続いた。ゴルフや株、FXと畑違いのジャンルの本を書いてはみたが、ブレークには至らなかった。
「再びスポットライトが当たったのは、2010年1月。カリスマ美容師、菊池勲との熱愛だった。南青山の人気ヘアサロンを経営し、SMAPのヘアメークを担当、年収8000万円は下らないという売れっ子で、玉の輿と騒がれた。小倉は前回の轍を踏まないよう真摯に対応。交際を認め、婚約、結婚とイベントごとにきちんと発表。リップサービスも怠りなく、オノロケも全開にしたことで好感度は右肩上がり、同性に大受けした」(前出の芸能リポーター)
女性人気の上昇した小倉のもとにはコラボ話が殺到。ウエディングドレス、エプロン、インテリア、ベビー用品など次々プロデュース、影響力は計り知れない。
「実は努力の人。胃袋をわしづかみにするのが結婚の早道と聞けば、週6日、料理教室に通って猛勉強。パンが好物の菊池のためパンアドバイザーの資格を取って、焼きたてを欠かさない。散らかった部屋が嫌と、陣痛に耐え、自宅の掃除、洗濯を済ませてから入院した頑張り屋」(テレビ雑誌記者)
一人息子のためにたくさんの弟や妹をつくりたいと熱望中。もっか親子教室や英会話など息子の習い事にしゃかりきになる教育ママと化している。次回作は子づくり本か、お受験本か。
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