カモメの街から Bonjour

カモメの街から Bonjour

夫がフランス人のため、2008年12月よりフランスに移住の身。娘・べッパン、ママン(私)とラスカル好きなパパ(パ)の3人暮らし。日々の雑感などを気ままにつづります。ブログネタもやっています。

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9遠い昔、自動車免許取得のため教習所に通った。

ほかの地域ではどうなのかわからないが、地元では教習所は1軒限り、地元では独占企業状態であった。そのためか、かなり評判が悪かった。

しかし、やはりそこに通った。

評判に反し、良い教官も多かった。大半は(少々ニブめな)私の運転技術に、気長に付き合ってくれた。

ちなみに、私は褒められると調子に乗って上り、叱られたり、ましてや怒鳴りつけられた場合には萎縮してますますミスが増えるタイプである(←この最初のショックを乗り越えた場合、猛烈な怒りに支配され、叱ったやつを見返してやる気迫にあふれるため、良い結果を招くことが多い)。

私なりのペースで、つまり筆記は全く問題なし、実習(?)は各段階1~2回余分にやる程度で、第3段階まで行ったところだっただろうか。教習所の中でも、皆に大変嫌われている教官に当たった。

最初にあいさつした時の返事から横柄だったこの教官は、車の中でも意味もなくため息をついたり、細かなことを横から言ってきて、「やはり嫌なヒトであるな、なるほどなるほど」と思わせられた。

そして、そろそろ時間になるので教習所に戻る・・・となったあたりで、サイドに寄りすぎたか、ブレーキの掛け方が悪かったか、そんなミスをしてしまった。

実習が始まって以来30分、大っぴらに文句を言いたくてウズウズしていたこの教官に、最大のチャンス到来である。もちろん格安大バーゲン・欲しかったあの品が最終価格90%オフ!な雰囲気の目玉ミスであったので、彼奴は即時に飛びついた。

「なんでこんなことをした、危ないだろう」「なぜ」」「人がいたら事故」だの、ミスの内容を盛り上げネチネチくどくどが始まった。雑音はどうでもよかったが、口臭がきついのがたまらず、それがネチネチトークノンストップるので、車内の悪臭度は公害・避難警報が出そうなほどになっていた。

そのうちに、このネチネチは肘で私を小突き、「あ?」「罪を認めろ」と、調子乗りレベル最大限に達していた。

最初は萎縮していたが、あまりの悪臭としつこさにこちらも逆切れ(当時はその言葉はなかったが)した。こいつを困らせてやろうと思った。しかし、車でなにかしたら罪のない他人に迷惑が及ぶ。そういうわけで・・・

運転している自動車を教習所の駐車場に入れている時、最後の楽しみとばかりにサディスティックな雰囲気をむんむんに・ついでに口臭もむんむんに最後の意地悪ワードを吐き出しつつ、肘でまた小突かれた際に、

必殺・女の武器! 

涙を流してみました(笑)

教習所の駐車場、他にも外から戻ってきた車の教官やら、生徒やらがた~くさんいるところで。

あわてて「言い過ぎたか、すまんかったな」と言っていた。アホである。

ほかの教官などが「どうした?」と表情を浮かべる中、心配して駆けつけてくれた友人に「なんだか延々と怒られた」と、(ほかの教官に)聞こえよがしに言っておいた。

この自動車教習所で学んだことは、運転技術ではなく意地悪の仕方であったのかもしれない。こうして人間、黒くなっていくのであろうか。

ちなみに今は、漂白中である。

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