悪の教典は、伊藤英明が殺人鬼のサイコパス教師となって
多くの生徒を殺してく、学園サスペンスです。
生徒役には、二階堂ふみ
染谷将太
林遣都
当時の人気若手俳優が出演しています。
内容は
主人公の蓮見聖司≪はすみせいじ≫(役・伊藤英明)は
生徒や先生方からの信頼がある良い先生です。
しかも、生徒が万引きしたら一緒になって謝りに行ってくれる良い人間なのです。
しかし蓮見先生の正体は反社会性人格障害者でサイコパスだったのです。
自分の描いた良い人間を演じる為なら、自分の正体を知った人間は簡単に殺して証拠も残さない。
そんな蓮見先生は、前の学校で集団殺人を犯していました。
前の学校の事件を知って不思議に思った先生が、生徒を使って調べようとしたその日に盗聴器で盗み聞きしていた蓮見先生によって殺されてしまいました。
自分の安心する家は山の中にあり、そこにいくつもの死体を運び証拠を隠蔽していきました。
しかし生徒や先生を殺したことによって、警察の犯人捜しが始まります。
もちろん、そんな状況は蓮見先生の理想とかけ離れているので彼の中でのリセットが始まったのです。
文化祭の準備のために残っていた生徒たちは、不穏な放送が流れたことによって恐怖します。
「猟銃をもった人間が校内に侵入した。屋上へ逃げろ」と放送が流れたのです。
冗談だと思っていた生徒達は、銃声を聞いた瞬間に悲鳴を上げ逃げまどいました。
殺人犯用に大人を1人用意して先に気絶させて置き、全てが終わったら自殺と見せかけて殺しました。
これは蓮見先生による完全犯罪の始まりでした。
蓮見先生は、殺した生徒にマーカーを引いて全員死んでいることを確認していったのです。確実に間違いなく一人も逃さないように殺した人間を確認しながら拳銃を打ち続けました。
運良く1人の生徒が逃げ出して、近くの大人に警察を呼んでもらいました。しかし逃げた生徒は正義感が強く、学校へ戻ってきてしまいました。その生徒もあっけなく殺され、外への連絡を取られたことを知った蓮見先生は急いで残りの生徒も殺していきました。
全ての生徒を殺し終えて学校に灯油をまき、火を点けました。
あとは、自分を血だらけにして捕まってしまった大人を演出して倒れて完全犯罪が終了しました。
しかし、全員死んでいると思っていたが2人の生徒が生きていました。その生徒は死体をうまく使って自分が殺されたようにみせかけていたのです。
だが2人を殺し損ねた蓮見先生は、証拠がないから自分は罪に問われないと確信していて心配をしたふりをしました。
しかし、保健室で殺された生徒がAEDを落として起動したことによって音声が録音されていました。
「なんでだよ!はすみん!!」と言う言葉が入っていたことによって蓮見聖司の完全犯罪は崩されたのでした。
感想としては
別にCGを入れる必要が無いなと、思ってしまいました。猟銃の部分をサイコパス演出する為に目をつけて語りかけているシーンがあるのですが、いらないなと思いました。せっかくの静かな殺人シーンがグロテスク感が薄くなってしまって残念でした。
伊藤英明のサイコパス演出はすばらしく、静かな殺人鬼らしく恐ろしかったです。何を考えているのか読めないあの表情は、見ているこっちが引き込まれてしまうほどでした。
しかも最後は、「次のゲームを始めている」という次に繋がる一言を残して終わっているので続編を期待してしまいます。
悪の教典はU-NEXTで見ることが出来ます。