モロッコで買ったアイシャマークのマーマレード瓶を開けたら、無性に食べたくなり

作ってみました、ムセンメン


アイシャはモロッコのトップブランド。ジャムのほか、瓶詰めオリーブやトマトペーストなども。


ムセンメンは、モロッコのクレープ。

ホテルやリヤドの朝食セットには、必ずといっていいほど登場しますし

どこの街でもだいたい、朝から食堂の店頭でおばちゃんが慣れた手つきで大きな鉄板でムセンメンを焼く風景を見ることができます。


その様子は、異国から来たわたしには熟練の職人技のように見えて、自分で作るにはハードルが高いあせると思ってました。


でも、実は材料も作り方もすごくシンプルなんですよね。(そもそもモロッコ家庭料理は全体的にシンプルなものが多いけど)


セモリナ粉と塩とオイル(または澄ましバター)さえあれば、そこにぬるま湯を足すだけで作れちゃう。


お砂糖も入ってるかと思ったら、一切入ってないですし。


セモリナ粉は日本では決してお安くないので、今日は半量の小麦粉と混ぜてつくりました。


ママさんたちの手の動きや生地感を思い出しながら、


こねこねして(ここだけちょっとがんばる)丸めて、伸ばして、たたんで(一番たのしいところ)、伸ばして


澄ましバターの代わりにギーを使い、インドのチャパティパンで焼いてみたら、外パリ中モチに。念願のパリパリ層もできました!


1枚目はジャムと、2枚目はハチミツをかけて食べれば


気分はモロッコへワープ!!



お供にミントティーがほしくなったけど、ムセンメンが焼き上がってからお湯を沸かして〜ミントを摘んできて〜、、、


なんてやっていたら、せっかくのパリパリ感が台無しになってしまう笑い泣き


本日は焼きたてのパリパリ感を楽しむことを優先して、インスタントのカフェオレでいただきました。


噛めば噛むほど、粉の甘みと旨みが口に広がるムセンメン。


シンプルな材料なだけに、素材の味がダイレクトに伝わるなぁ。


アイシャのマーマレードは、皮の苦味が聞いていて思ったより大人の味。


個人的には、ハチミツ+ギーの方がこのムセンメンに合わせるのには好みでした。





シンプルの極みを味わう朝。


こういうものを食べていると、いつのまにか市販のお菓子には自然と手が伸びなくなっていく気がします。






次は、セモリナ粉をもう少し多くして作ってみよう音譜