集団行動は苦手だし、ひとり旅を好む人間だけど


ティネリールでお世話になった友人たちと別れてから、やたら寂しいと気づく。


残り一週間モロッコで過ごす間、この寂しさに耐えぬけるか。。


幸いなことに、スコーラでも、素敵なファミリーとの出逢いがあった。



家の周りには、ひたすら渇いた大地と椰子の木。


はるか遠くには、雪を被ったアトラス山脈が見える。


聞こえるのは、遠くのモスクからのアザーン、蝿の羽音、鳥のさえずりぐらい。


太陽光が差し込む広いサロンで、のんびりミントティーを飲みながら


何をするでもなく過ごしているうちに、時間の感覚がなくなってくる。




夕方には、ワルザザート行きのバスに乗ろうと思ってたけど


そんなに急がなくても、いいんじゃない?