なぜそんなに
悩んでいるの
なぜそんなに
悩み続けるの
なぜそんなに
自分を責めるの
なぜそんなに
自分を大切にしないの
なぜそんなに
生き急ごうとするの
きみはほかの誰もが
持っていない
やさしい瞳を
しているじゃない
素敵な微笑み
持ってるじゃない
しっかりとした
自分の考えや夢を
抱いてるじゃない
少しぐらい
遠回りしたって
いいんじゃないかな
ちゃんと自分の行く道が
わかっているなら
ひとつ、ひとつ
少しずつでも
その夢に向かって
近づいているなら
そんなに焦る必要はないさ
いつか
いつの日か
心の底から
思いっきり
笑顔で話せる
日が来るから
もっと、もっと
自分自身のことも
大切にしてほしい
まわりに気を遣う
気持ちがあるなら
ほんのわずかな
ひとときだけど
きみの横顔を見ていると
そんなこと想いながら
ぼくも
その手の温もりを
肌で感じ
きみのやさしさに
胸を熱くして
気がつけば
記憶が薄れていくかのように
眠りについていた
ぐっすりと…
そのまま時を
止めてしまいたいぐらいに
きみが今夜ぼくに見せてくれた
穏やかな顔でい続けていてくれることを
夢に願いつつ
キャンドルの炎に
包まれて
やすらかに…
BY BENZO
