今年は菜種梅雨が例年より早かったらしい
私が、慈光院を訪れた日は、朝から雨だった
格調高い慈光院の庭は
大和三代名園のひとつとのこと
なかなかに強い雨だったので、
他に慈光院を訪れている人はいない
庭を眺めながら お抹茶をいただける
縁側に座り 庭を眺めていると
雨垂れの音が 高い音でクゥアラーン コーン
まるで水琴窟のように響く
水琴窟は、ないのだが 雨粒が 瓦に
当たる音だろうか
リズミカルに雨の音を響かせる
毎日過ごしている ざわざわした世界とは
別世界だ
心が落ち着き 自然の音に集中していく
住職さんのお話では、木の根元の苔は
自然のもので あえて 移植せず
自然に任せているらしい
庭もひとりの職人さんが作っているので
部分的に競い合ったりしてないのです
とのことだ
お手洗いには、梅と菜の花が活けてあった
おもてなしの心が行き届いている
雨の日の慈光院は素晴らしかった




