2012年の次は四年空いて2016年7月でした
京文博ではカセットデッキを傍らに置いて、
ご自身で劇半を操作されてましたが、
この日は「飯尾憲司と和洋合奏団」による生演奏での公演。
一本目は「瀧の白糸」
「おなごの声はもう出ない」はこの頃の井上先生の口癖
いえいえ、たっぷり楽しませて頂きました
この時は前日に兵庫県塩屋町で
クラシック映画研究家・いいをじゅんこさんのトークと
無声映画専門のピアニスト・柳下美恵さんの演奏で、
フィルムでの短編喜劇映画上映会があって、
関西大移動の旅をしました
もう五年も前のことなんですね・・・
「初めて井上先生の活弁公演に来た」
という同級生の方の話や、
姫路から来た映画好きのご年配夫人の話など
お読み下さいませ![イヒ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/057.png)
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正直、この時の旅はいろいろ大変でした
それでも今となっては、
本当に行って良かったなぁ・・・
ちなみにこの時の忠臣蔵は無声映画ではなくて、
トーキーになってからの昭和13年「天の巻・地の巻」を
音を消して弁士説明での公演でした
昼休憩を挟んでの長編二本
両方共にハードな作品内容です。
井上先生ひとりで物語をぐいぐい引っ張っていく姿に、
会場の皆様もヒートアップ
盛り上がったとてもいい公演だったのを、
よく覚えています。
2006年から数えて五作品しか拝聴出来ませんでしたが、
目の前の井上先生のお姿と
素晴らしい名調子を忘れません。
本当にありがとうございました。
コンビニで購入したウィスキーを手渡し、
写真も撮らせて頂きました。
ずうずうしい奴だと思われたでしょうが、
本当に最初で最後の記念写真です
・・・寂しいです。
残念です。
コロナ禍で公演が多数延期・中止となり、
この春にまた改めて公演が組まれていた矢先の訃報。
関西のお客様もさぞ残念がられているとお察ししますが、
生涯現役の舞台人としては本望な
ある意味羨ましい人生です。
心より哀悼の意を表します。