今回は錦織選手の全米オープンの結果をお届け。8月25日~9月8日の日程で、アメリカ・ニューヨークで開催された全米オープン(グランドスラム/ハード)も幕を下ろした。アジア出身の選手として初となる、グランドスラムの優勝を狙っていた錦織圭選手。その快進撃も月曜日の決勝でマリン・チリッチ(クロアチア)に、3-6 3-6 3-6での敗退でストップしたのでした。錦織圭選手は24歳で、トップ5シードの選手のうち、3人を倒しての決勝進出。錦織選手は第5シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、第3シードのスタン・バブリンカ(スイス)を二人合わせて8時間半の試合で破り、そして第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)を4セットの試合で破って、アジア人選手として初となるグランドスラムのベスト4進出を果たしました。「僕が誰にでも勝てるポテンシャルを持っているということは見せられたと思う」と、錦織選手はコメント。実際ベスト4進出のニュースから報道しっぱなし状態で、テレビをつければ話題は錦織選手の事ばかり。ここ最近は話題の中心にいたということも過言ではないでしょう。世界ももちろんそうですが、我々一般人にも錦織選手の凄さは伝わったと思いますね。本当に凄かったですし(`・ω・´)ですが、破竹の勢いで勝ちあがってきた錦織選手にも、流石にチリッチ戦では疲れの色が見えました。試合後には「この2週間はテニスをやりすぎた感じがする」とコメントを残すほど。「もう1試合は戦えなかった」そもそも、錦織選手はこの全米には出るかどうかわからないという状態でのスタートで、第10シードの錦織でしたが、右足親指の部分の手術の影響で、前哨戦もスキップしていたのです。今回は決勝で残念ながらも完敗してしまったのですが、錦織選手はグランドスラムのベスト4に初めて進み、そしてその試合にも勝ち、日本人が到達したことのない高みである、グランドスラム決勝に進んだのです。 錦織選手が語るには、「この2週間では、たくさんのポジティブな面があった」と。その中のひとつは、日本のテニス人気を高められたということも含まれるのだとか。錦織の故郷の島根県松江市では、800人以上の人々が公会堂に集まって、彼らのヒーローの活躍をパブリック・ビューイングで見つめていたのです。大きなバナーには、錦織への応援メッセージの寄せ書きが書かれていて、「錦織選手に幸運を、松江の星」という字が踊っていたのでした。決勝がスタートしたのは日本時間で火曜日の午前6時10分。ファンの中には試合を見るために仕事を休んだ人たちもいたのだとか。月曜日のアーサー・アッシュ・スタジアムには、ヤンキースの田中将大選手の姿もあったようです。やっぱり皆さん気になっていたのですね。錦織は過去3試合のように、ストロークでポイントをコントロールできず、第14シードのチリッチの強烈なサービスに押し込まれました。「チリッチは前に入ってプレーしてきていたし、 圭は少し受け身になっていた。だから試合に入っていけなかったんだ」と、錦織選手のコーチのダンテ・ボッティーニはコメント。錦織選手は準優勝プレートを受け取りつつ、彼のファンに向けて話しかけていました。「ごめんなさい。 今日はトロフィーはゲットできませんでした。でも、次には必ず取りたいと思います」今回は惜しくも準優勝という結果になりましたが、次こそは必ず、優勝してくれる予感がしますね。松岡修造さんも言っているように、錦織選手ならやれる!そんな気がします!参考サイト様「もう1試合は戦えなかった」と錦織「次は必ず…」 [全米テニス]
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