測定/実験等に使用する用語について掲載させて頂きます。
(掲載の内容は比較的初心者の方向けです。)





AC(交流) 電流と電圧が繰り返し変化する信号のこと。

        信号カップリングの種類を表すときにも用いる。


DC(直流) 一定の電圧と電流を持つ信号。

       信号カップリングを表す時にも用いる。


カップリング 2つの回路の接続方法。

        ワイヤで接続されている回路はDC(直接カップリン

        グ)

        コンデンサまたは変圧器で接続されている回路はAC

        (間接カップリング)   



A/Dコンバータ(アナログ・デジタル変換器)

        電子部品で信号を離散2進値に変換するもの。





周期 波が1サイクルを終えるのに要する時間。




周波数 信号が1秒間に繰り返す回数で、Hz(1秒間あたりのサイ

      サイクル数)で表記する。周波数は周期の逆数です。





振幅  信号の量・強さ(学術分野では振幅は電圧や電力を意味す

     場合の他、衝撃や波動・パルス信号の強さ、心電位・脳電

     ・筋電位の状態、地震の強さ等の計測基準になります。)




波形  時間とともに変化する現象を表すグラフ。









※大学・メーカーでは電磁波のような信号を扱う場合、スぺ・アナかオシロスコープを多用しています。

被害者の方などがよくPCで検索して得られる測定機器の情報は、
例えばスぺ・アナ、オシロスコープなどの名前で販売されていても、実際には測定には向かない機器も多くみられます。

またトリフィールド・メータ、高周波測定器、〇×計測器などなどで売られているものは電磁波を扱うには構造が簡素で証明には向きませんので、ご注意下さい。

 






サンプリング オシロスコープに入力した信号の一部を多数の不連

         続な電気的数値に変換して、オシロスコープにてスト

         レージ・処理・表示できるようにすること。

         リアルタイム・サンプリング、等価時間サンプリング

         等があります。

         (テクノロジー情報and勉強会にて判りやすく説明さ

         せて頂きます。)





サンプル・ポイント 波形のポイントを計算するために使われるA/

            Dコンバータからの生データ。


サンプル・レート デジタル・オシロスコープの信号サンプルを取り

           込む頻度のこと。



MS/s   サンプル・レートの単位になります。

        1MS/sはオシロスコープで1秒間あたり100万回の

        サンプル測定を示します。



ノイズ    主に電気回路内の邪魔な電圧・電流のこと。



Z軸   オシロスコープのディスプレイにてトレースが形成される時

     の輝度変化。(学術計算上はZ軸に設定することが多い。

     例外もあり。)






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