探偵・桐生一の調査メモ -9ページ目

探偵・桐生一の調査メモ

元・歌舞伎町NO・1ホストから紆余曲折を経て探偵へ転身。
普段は知りえない日常の裏側を綴っていきます。

入店一年後にようやくナンバー1になり、
その後ホストを辞めるまでの二年間は1~5位の間をフラフラとしてました。

最初の一年が強烈過ぎて競争意識が途切れたのか惰性で続けている感は否めませんでしたね。


完全歩合制のお店の客の奪い合いは熾烈です。
どんなに頑張って酒をあおっても自分の指名が来なければ食い扶持はゼロなので
お金の無い新人はとにかく必死になります。

新人時代の僕はビジュアルもトークもダメでしたから愚直にキャッチを頑張ってました。

お店の営業時間は午前1時から7時でしたが(深夜営業出来た時代です)、
営業前の19時から開店までと、
閉店から昼12時位まではキャッチに出てました。

閉店後は主に他店から出てきたお客さん狙いで携帯番号をゲットするのが狙いです。

これを半年の間ほぼ毎日休まずに続けました。

店長の命令で嫌々始めたのですが慣れてくると不思議なもので
最終的には義務感が出てきて自発的にやってました。

ベテランのホストってこういう部活的な雰囲気を作るのが上手いんですよ。

朝キャッチのおかげで日焼けしてしまい
日に日に“ガングロ”になったのは参りましたが(笑)

まあ当時はガングロホスト隆盛の時代で助かりました。

今思うとその時が精神的にも肉体的にも一番疲弊してましたね。



ホストを辞めてかれこれ10年近く経ちましたが、
この時の経験は今でも自分の生き方に多大な影響を与えてます。