「私は宇宙人」野中柊著 光文社 1998年2月5日発行
野中柊さんは1964年生まれ。アメリカ人と結婚して渡米。ニューヨーク州在住中
「ヨモギ・アイス」で海燕新人文学賞を受賞。他に「アンダーソン家のヨメ」
「グリーン・クリスマス」、「空から猫が降ってくる」「食べちゃえ!たべちゃお!」
「人魚姫のくつ」など。翻訳書に「恋する躰」ジャネット・ウインターソン著
児童文学作家で活躍。作品に「ミャルル・ペローに出会った夜」、「パンダのポンポン」
「本屋さんのルビねこ」などの著作在り
最近宇宙に関心があるのでこのタイトル「私は宇宙人」に目が止まった
この作家の作品は読んだことがなかったが、野中柊という名にも心惹かれた
「私は宇宙人」は次の20話の超短編エッセイ集です
望みをかなえる方法
訊けば、彼女は、神秘主義的なことにかなり凝っているようです。閑に任せて
禅やヨガ、超能力、占星術、宇宙論、霊界などの本を読んでいるとのこと。
ああ、典型的なカルフォルニア人ってやつかしら......?そう私は思いました。
ウエストコーストには、この手の人が多いと聞いたことがあったのです。
ベッドルームにお香を焚きしめ、ヨガを実践し、星の運行にも多大な興味を示し
仏教や東洋医学、思想系の本を読み、日々、超能力の自己開発にいそしむ。
おまけにベジタリアンで、お豆腐が大好き、そんなイメージがカリフォルニアに
棲息するヒッピー・タイプの典型として、冗談まじりに語られることがよくあります
貧乏自慢
灸きゅうキューッのQ!
恋のイベント・パワー
猫とコンピューター
テイ―タイムに思うこと
ファニーフェイス系イングリッシュ
ゴー!ゴー!フィットネスクラブ
結婚円舞曲
ファミリー・アフェア
喫煙健康法
バービー嬢の奮闘
地霊うようよ
恋も料理もハートでアート
使えるオカルト、使えないオカルト
電気感受性って御存じでしょうか。
電流に触れて感電したり、静電気を体に集めてしまったりする、誰もが持って
いる電気に対する感受性のことなのですが、それが特に強い人とそうでない人が
いるらしいのです。からだの何がどう他の人と違うのかわかりませんが、その
感受性が極端に強い人は電気製品に明なかな影響を及ぼしてしまう。触っただけで
機器が壊れる。いえ、触るまでもなく、近づいただけでも充分な破壊力を発揮する
かなりはた迷惑な体質です。この電気感受性があまり強いため、足に導線を巻き
付けて、アースにして歩かないことには、日常生活にに支障をきたしてしまう
人までいるのだそうです。
その話を初めて聞いた時には、
「あ。うちの彼のことだ!」と、すぐにピンときました。
テデイ―ベア的処世術
遠距離結婚のはじまり、はじまり
ミラクル
ワイルド・アット・ハート
あなたも宇宙人 ~あとがきにかえて~
野中柊さんの国際結婚に至った話やらアメリカでの生活やらで
私の20代で経験したニューヨークでの生活なども蘇ってきて
しかも娘の住んでいるシカゴ出身のご主人との国際結婚の話は身近に感じた
私の娘も宇宙人みたいな不思議な娘なので興味を持て読んだ
私たち地球人も何もなかった石の固まりのところに
初めは宇宙からやって来たようですから
みんな宇宙人👽DNAを思っているようですね
22種類の宇宙の星の宇宙人のDNAを思っていると言われている?
だからみな個性が様々、お互いに理解し得ない時もありますよね
そこに寛容であったり、理解力であったり、慈悲であったり、
もともと人は愛の宇宙からやって来ているのですから
それを思い出すだけで良いんですけどね。。。。。。