この物語は、フィクションです。

 

あるところに、一人の旅人がいた。

とことこと、歩いていくと、そこには、大きなゲームセンターがあり

中には、楽しそうなゲームがずらーりとならび、

 

ふと目をひいたのは、もぐらたたきだった。

その、もぐらたたきを、ハンマーをもって、ポコポコたたいている

人たちがいる。

 

もぐらたたきは、たのしい。

出てくる、もぐらを、たたく。

出てきたら、たたく。

叩いたと思ったら、また出てくる。また、たたく。

 

そんなもんだ。

 

さて、

旅人は、外に出る。

そこには、ひとりでたたずむ、ひとりの女性がいた。

 

はかまをはいて、

すっと、立っている。

 

よくみると、腰には、立派な刀があるようだ。

 

その腰につけているものは、なんですかと聞くと

これは、刀です。という。

 

いつ、使うのですかと聞くと

普段は使いません。

滅多に、使わないようにしています。

 

どうしてですか、ときくと

よく、キレるからです。

という

 

さらに、尋ねると、さらに、教えてくれた

 

この刀は、いつでも使えるように、よく磨いてあります。いつでも手に取ってキルこともできます。ここに携えているだけでも、見ればわかります。同じような刀をもっている人が現れることもあり、お互いの刀を見比べて、キルこともなく、話が決着することもあります。

 

じゃあ、キルときはどんなときですか、ときくと

 

キルときは、目に見えないほどの速さですっと行い、だれもわたしがこれを使ったことに気づかないでしょう