裁判関連の文書の中で

前回、好きな書面について書いた。

今回は、嫌いな書面について。

 

私の嫌いな書面、それは、相手方から出てくる「ドヤ書面」である。

ドヤ書面とは何か。

とにかく、どや!俺賢いやろ、どや!があふれている書面のことを指す。

 

そういう書面に限って、書いてることが空理空論で、よくわからんことが多いよ!

そしてそういう書面って、当方依頼人の神経をすっごく逆なでするのよね。

 

これはね~きっと相手本人が悪いんじゃなくて、相手弁護士の趣味ですよ・・

と説明してみるものの、依頼人の憤りはおさまらない。

遠のく和解・・・

 

ドヤ書面を書く人って、自分が裁判官よりも頭がいいと思っているのだろうか。

恥ずかしくないのだろうか。

いっつも不思議。

深夜のテンションで仕事してるからなの?

 

私が好きな相手方書面はね、もう無駄なこと一切書いてなくて、整理されていて、平易なのにすごく説得力がある書面だよ。

もう読んでるだけで、うわーーこの人頭がいいしセンスあるなって思う。

そんな書面を私も目指しています。

鍛錬あるのみ。