弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。
音声での通信手段は、格段に進化しています。
自分が子どもの頃=昔は、固定電話(黒電話)でした。
そのうち、携帯電話、スマートフォンというように、一人一台になっていきました。
また、電話だけでなく、ファクシミリ、メール、LINEなどのSNSが使えるようになりました。
弁護士と依頼者の連絡も、通信手段の進化に従って多様になりました。
ところが、黒電話から進化するに従って、電話番号を覚える人が少なくなりました。
黒電話のころは、紙の電話帳に電話番号を書き出していたし、よく架ける相手の電話番号は暗記していることもありました。
ところが、今は、携帯電話をつかうとアドレスが機器に登録できるので電話番号を覚える必要もなくなり、LINEを主に使っていると電話番号さえ関係なくなります。
なので、関係者の電話番号を教えてほしいといっても、答えられない場面が増えてきました。
とくに、警察に捕まっている被疑者から家族の電話番号をその場で聞き出すことが、このごろは殆ど不可能になりました。昔は、皆さんよく覚えていたのですが・・・
機械の進化は、かならずしも良いことばかりではありません。