すももについて | 弁護士夛田有里(ただゆり)のすももな毎日@大阪・高槻

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大阪・高槻で地域に密着した弁護士をしています。
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わたしの敬愛する弁護士の先生が、むかしからなぜか、「すもも」にこだわりをもっていました。

隙あらば、事務所名を「すもも法律事務所」にしようしようと画策されており、その都度、アソシエイトの先生方が必死で阻止されていました。


先生が「すもも」にこだわるわけをわたしなりに考えてみたところ、

「李下に冠を正さず」
「桃李もの言わざれども下自ずから蹊を成す」


というふたつの故事成語を見つけました。

ざくっとした意味(わたしなりの捉え方なので、正確な意味とは違います。)は

上は、

すももの木の下で、冠を直していたら、すもも泥棒と勘違いされることがあるから、そんな疑いをもたれるような行動はやめましょうね


下は、

桃やすももの実はなんにも言わないけれど、芳しい香りに自然と人が集まって道ができる、そのような徳のある人のことをたとえたもの。


だと思います。


先生がこの故事成語が好きで「すもも」にこだわっておられたかはわかりません。

でも、弁護士として仕事をしていくうえで、また、人として生きていくうえで、とても素晴らしい言葉だなあと思いました。

わたしも「すもも」がとっても気に入ってしまい、これからの「なりたい自分」の指針として

『李下に冠を正さず』の精神で
『桃李もの言わざれども下自ずから蹊を成す』となるよう日々精進していくこと


を掲げようと思い、ブログタイトルに「すもも」を入れました。