こんにちは。
小島はり・きゅう院の院長、小島です。

今日は患者様から差し入れを頂きました。

ドジャーン!
 

 

 

「りんご」です。

せっかく頂いたのでただ食べるだけではなく、「りんご」を東洋医学的に見ると、どんな効能があるのか見てみましょう。

りんごの原産地は中央アジアでヨーロッパを経由し、日本には江戸時代に中国から伝わったと言われていますが、現在、私たちが食べているようなりんごは明治時代以降に入ってきて品種改良をしたものです。

りんごには、

①津液(しんえき:唾液や汗などの体水分のこと)の分泌を促進させる。
②カラダの中の熱を収め、イライラを解消する。
③食欲を促し、二日酔いを解消させる。


という作用があります。

また、現代医学的にみると

食物繊維によるコレステロールを下げる作用、食物繊維が多く水分が多いため、整腸作用利尿作用があると言われています。

りんごは陰陽のバランスが取れた食べ物とされているため、食べ物の寒熱性(カラダを冷やす食べ物か温ためる食べ物なのかを表す指標みたいなもの)は「平」とされ中間に位置づけられています。

とは言っても、やはり水分を多く含むためどちらかというと「寒」よりの食べ物ですので摂りすぎるとカラダが冷えますので注意しましょう。

また、酸が強い食べ物でもありますので食べ過ぎると胃腸の粘膜を傷つける可能性があるので胃腸が弱い人は控えめにした方が良いですね。

※整腸作用があるのに胃腸が弱い人は気をつけた方が良いというのは矛盾しているように思えますが、食べる量により薬にも毒にもなるということです。

「りんご」は休憩中においしく頂きました!

ごちそうさまでした。
 

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