benchan20200530のブログ

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姓=名字
今ではそうなっていますが、これは元々は別のモノ。
古代では姓(かばね)は血縁関係をもとにした氏族の名称でした。


武士が台頭してくる中世になります。
地方にすみついた武士たちは、手に入れたあるいは、自ら切り開いた土地を地名とし、これを家の名前として使う用になります。
先祖代々その土地を守ろうとすること、これが一族の名前をシンボル化しました。

これが名字です。
土地の名前が一族の名前。名字。

「苗字」とも書きますが、やはり土地およびそこから獲れる収穫とつながることもうかがえます。
姓との関連でいうと、おなじ姓で、かつては血縁関係が近かったけど、いまでは他人のようになってしまった。
持っている土地が近いけど、おなじ「姓」では区別がつかないです。
なのでおなじ姓でも、べつの「苗字」をもつようになるわけです。

姓=源
名字=武田

とか。

一方琉球でも士族は2種類の名がありました。

日本の名字と姓で考えてみます。

細かい話、時代によって多少変化していきますが、シンプルに考えます。

★琉球の名その1
唐名(これが姓にあたる)=向

血縁一族で「我々は向氏です」といったりする

★琉球の名その2
「和名」というもの。琉球国内で主に使われます。
和名=「領地」+「位階」+「名」=どこの領地を持った、○○(20くらいのランクあり)という位階の、○○さん

…ということになります。
このなかの「領地」が日本の名字にあたります。
基本土地はすべて国王のものですが、士族はそこから領地をわけてもらうわけです(封建的)。

そこで、拝領された土地が変わると、名字も変わります。
玉城(位階は親方)朝薫というの子孫は、奥平に領地替えしてますので、奥平に、やがて辺士名になります。

同じ人物でも、生きている間に領地替えがあると、もちろん変わります。
末吉親雲上文若→具志頭親方文若

★番外
明治に日本の沖縄県になると、旧琉球士族らは唐名を排除し、名字は和名でつかっていた土地の名前を使う用になります。
ただし、「唐名」をそのまま使った一族がいました。

「尚」家です。旧王族です。
王族なので、領地はありません。
というより土地は全部王のモノという考え。


参考文献
田名真之「沖縄近世史の諸相」ひるぎ社
「沖縄県姓氏家系大辞典」角川書店
「新しい歴史教科書」自由社