塾に通い始めた頃は、上のクラスと下のクラスがあり、初めは下のクラスでした。

上のクラスに行くために塾の宿題を必ず3回しました。ある日、小テストで100点が取れるようになり、上のクラスに行く事になりました。上のクラスでも真ん中の所にはいました。トップ5に入るのは夢の、夢でした。ある日、塾に行く途中でキングコングのモチーフの健康ランドの前を通過している時に、息子に算数と国語の両方100点取ったら、キングコングに連れて行くと言ったら、その日の小テストは初めての両方100点でした。

家族では、約束すると取れるんだな~って言って笑っていました。

ご褒美にみんなでキングコングの健康ランドに行きました。

苦しい生活の中での唯一の息抜きでした。

それからと言う物結構塾でも1番を取るようになってきました。

この塾は進学塾なのですが、なぜか3年生までしかなく、4年生になると、塾を変える必要がありました。しかし、未だ2年生なので関係ないと思っていました。

そんな中で、2年生の1月に希学園の公開テスト受けてみたのです。

その結果、数列が。。。。あれだけ一緒にやった数列が出来ていなかったのです。。。。。。

愕然としました。。。。。。

 

希学園に行ったのも地獄の始まりでした。

それからですね~。毎週土曜日、日曜日は女房と交代で塾に車で1時間送って行きそこで4時間ほど時間をつぶし、そして1時間かけて帰るという日々が続く中、息子に勉強を教えるために、毎週私も塾の宿題を解いてゆきました。

息子が解らないときに教えるためです。国語と算数ね。

算数は答えが決まっているので、簡単なのですが国語が難しかったです。

毎週1年生の終わりからそんな毎日が始まりました。

 

 

まさに、晴天の霹靂。今まで、我が親族で医者になるなんて話考えたことが無かった。

先ずは医者になるには医者の子供しかなれないと、思っていました。

女房は、塾長の話に感化され息子を医者にしたいと言い出しました。

ま、頑張れば!って思ってた。とにかく、この塾で成績を上げるんだって事で、塾の教材を毎日復習し始めた。息子は、今まで甘やかして育てたのでテレビ、ゲーム、おもちゃなんでも与えてきた。急に勉強が始まって息子はすごく暗くなっていった。女房は毎日息子につきっきりで宿題をした。このころから家の中が暗くなり始めた。

とにかく、塾の復習は3回やることを決めていた。その他公文を毎日80枚やった。

息子は、暗くなり女房は毎日キーキーと吠えまくった。

 

地獄の始まりでした。