これから私が遭った医療過誤で歯科医者と闘争の話をしますが、まずは、現時点で感じた非常

識的な実態をシェアしたいと思います。多分、私の遭遇より、私の経験から何が得られるかは

読者にとって重要ではないかと思われます。

日本は法治国家だと謳っていますが、残念ながら、法律は金持ち(個人と企業)しか見守って

いないような感じがしました。

特に、日本の歯科病院で医療過誤に遭いましたら、ほとんどのケースにおいて、

弱い立場の被害者は泣き寝入りするしかないです。医療過誤の事実があったと証明できた

としても、最終的に悪い歯を補う出費も自己負担が多いです。

なぜかというと、歯科病院のビジネスモデルと日本の法制度(法律と実務)は妙に歯科病院と

歯科医師を守るようになっているからです。

誰かそういう設定をしたわけではないですが、現実問題として、歯科医師は医療過誤を起こし

ても、故意に患者のためではなく、金銭儲けの治療を実施したとしても、歯科医師に落ち度が

あると証明されても、最終的に被害者に対して損害賠償を支払う負担はゼロに近いため、歯科

医師はやりたい放題です。

多分、現実的にこのような有利な条件があるからこそ、日本の歯科病院の数はコンビニの数より

多くなっている理由ではないかと推測します。すべての歯科医師は悪質ではないですが、良質な

医師がいるからこそ、悪質の医者は正々堂々で悪い治療を行っていても、損害賠償をしても、

ほとんど影響を受けないので、自分も良質な医師であるとアピールして患者を騙し続けるの

でしょうね。

 

私の遭遇から、弱い立場の凡人患者はやぶ医者から自分の歯だけでなく、自分の精神

も守れればと思います。