アメリカで子育て中!

アメリカで子育て中!

アメリカで男女の双子の育児をナースをしながら奮闘中❤️
自分の子供には母と同じ日本語を使って欲しいという願いからバイリンガル育児します。
でも、どうバイリンガルに育てるかっていう記事はあまりないかも。模索しながらの育児なので!

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昨日、同僚の子供が銃で2人を撃ってしまい、勤務中に連絡の入った同僚はパニックとなり帰宅した。という出来事があった。

確か、同僚の息子は、大きい企業に勤めていて昨年くらいに1人でコンドを買ったというのを聞いていた。ほんとごく一般的な市民なのだ。
こんな身近で、一般人なのにこんな事が起きてしまうのが、銃社会の怖いところ。

カルフォルニア州は全米でも比較的、銃所有に対して否定的な人が多いとは聞くものの、やっぱり、同僚や周りにも銃を趣味で持っていたり、護身用に持っていたりするのは良く聞く話。

少し前も、その同僚はハンドガン(どういうものかはみてないが)を護身用にいつもカバンの中に入れてるって言っていたのを思い出した。
最初はえー???こんなおばちゃんまで、銃を持ち歩くの?とかなりびっくりした覚えがあるが、彼女いわく、「私はシングルだし、シングルマザーで息子を2人育てなきゃいけないし、ガゾリンスタンドとかで、変な怪しい人が近づいて話しかけてくるじゃん。気持ち悪いし、私のことを誰も守ってくれない。弟とか息子も大きいのがいるけど、いつも一緒に居るわけじゃないからね。しかも、こないだ、カジノに行った時に私がスロットマシーンで勝った後からずっと付いてくる気持ち悪い男がいてね。巻くようにカジノを後にして、銀行に行って現金を預けるまで生きた心地がしなかったわ〜」と。

おそらく、その同僚の息子さんもいつも銃を持ってるお母さんと一緒に育ってきたから、銃が身近にあったはず。きっとその息子さんも銃所持者なんでしょう。

そして、良く目にするのが、男の人は趣味の一環で銃を収集していたり、パーツや部品を楽しそうに眺めていたり、話したりしているのをよく目にするのだ。車が趣味の男性たちと同じ感覚で。

そんな人に銃の反対意見を言ってもラチがあかなそうなので、ちらっとアメリカ人女性🇺🇸の同僚に、銃のことについてはなしてみたのだ。
「いつも銃が身近にあるから、カーッとなってバーンて撃っちゃうんだと思うんだよね。カーッとなって殴る人もそうそう居るわけじゃないけど、そういう感覚なんだと思う。銃がなければ、殴るで終わってたのかもね。」と私の意見を言ったら、びっくりする答えが帰ってきた。
「銃を規制しようとすると、頭おかしい人とか、闇組織の人だけが、銃を所持する事になって一般人が持てなくなってもっと危険になる。
大事なことはきちんとしたトーレニングをちゃんと受けて、ちゃんと使えるようにする事。ちゃんとどうやって使える事を知ってれば、衝動で撃っちゃうなんてことはなくなると思う。
私は昔、学校の先生やってたんだけど、高校生になったら、ちゃんと銃のトレーニングを受けてみんなが所持したほうがいいと思う。特に女性は、絶対に持つべき!」

彼女のこの意見を聞いた時にまさにspeechless
こんな考えの人と議論しても無駄になるので適当にかわして、仕事に戻りましたが、全身の血の気が引く思いが。
全員ではないが、少なくとも私の周りには銃を所持している人が何人もいる。根本的な考えが全く合わない。

この国で子供を育てると、自分の子供が被害者、加害者両方になる可能性がある。

自分の国が恋しいとか、そういう問題ではなく、アメリカで子供を育てる怖さを感じました。
真剣に考えなくてはいけないと、今回の同僚の出来事で深く考えてさせられています。