うつ病を経験した人は、うつ病を経験してない人よりも、治った後の幸福感が高くなる

これは、私がうつ病を発症したときに診察してくれた先生が言ってました。

それから14年。

苦しくて辛くていっぱい泣いて、周りにいっぱい迷惑かけて、生きてる意味がわからなくなって、自分の価値なんかないと嘆いて、夜な夜な「死にたくなって辛いから助けてください」と交番に行って、寝てばかりで動けない日が続いて、そんな自分を責めて自傷行為も繰り返して…

長くて暗くて悲しみの時間という名のトンネルを抜けた今、

楽しいという感情が持てるようにまで回復しました。

楽しいと思えるって、こんなに幸せなことなんだってことがわかりました。

あー楽しかったって思えるって、うつ病を発症する前まではそんなに幸せだと思わなかった。
なぜって、その感情は普通だったから。

でも、今はわかる。

楽しいと思えることが、当たり前なことじゃないんだ。

そんな未来が必ず来るんだよということを、うつ病を患ってる人たちに教えてあげたい。

今は苦しいかもしれない。
生きているだけで辛いかもしれない。
自分を責めてしまってるかもしれない。
布団から抜け出せなくて情けないと思ってるかもしれない。

でも、それは必ず焦らなければ、たくさん睡眠取れば、嫌なものに近づかないようにすれば…

楽しいって思えるときがきます。

だから安心してください。