フログはじめます。
今はまだ、熱影響部。
いずれは「熱」を帯びた者に!
「こんな人も居ますよ」的に書こうと思います。
割られない様、硬くならない様、日々過ごしています。
書くに当たって「日記って」とも思いました。
自分の新たな一歩です。
とりあえず周りには内緒で・・・
HAZの意味は・・・
大入熱溶接時の溶接熱影響部(HAZ:Heat Affected Zone)の課題
溶接接合部は「鋼材+熱影響部+溶接金属」で構成されます。
溶接金属は溶接材料と鋼材の一部が溶融凝固した部分です。
熱影響部は鋼材の熱影響を受けた部分全体を言いますが、
溶接金属と近接した熱影響部では溶融温度(1400℃以上)直前まで鋼材温度が上昇しています。
溶接入熱が小さい場合には、鋼材への溶接熱の伝導により熱影響部は急速に冷却されます。
溶接入熱が大きい場合には熱影響部が拡大されると同時に、冷却時間が長くなります。
小入熱(20kJ/cm程度)では急速冷却により熱影響部が硬化組織となりますが、
鋼材の炭素当量(Ceq)や溶接割れ感受性組成(Pcm)を適正にすることにより、
また、溶接時の予熱を実施することにより硬化組織の影響を小さくすることも可能です。
一方、大入熱では緩冷却により熱影響部組織が粗大化します。
大入熱になればなるほど、より緩冷却となり粗大化の程度も大きくなります。
この組織粗大化を抑えることが大入熱溶接の熱影響部靭性改善の最大の課題です。
