媚びる営業
なかなかアポイントが獲れないとき、
なかなか次の商談に至らないとき、
なかなか受注がいただけないとき、
営業マンが焦るのは当然です。
そして、その焦りはお客様に必ずばれてしまいます。
一度、過去の経験ですが
目標まであと○○万足りなかったとき、
露骨にもお客様に対して
『目標達成したいので、あと1つ追加でご契約していただけますか』
とお願いした経験があります。とにかく必死でした。
ずっと連続達成していたのでこの月も外すことはできない、と。
そのお客様は自分の管轄内外で動いていただけましたが、
『ごめんね、どこも必要ないって』と。
私はハッと開眼しました。私は媚びていたのかもしれない。
考え方は色々とありますが、自分の達成数字を優先させてしまう自分に
大きな羞恥心を覚えました。
自分の数字達成は、どれだけお客様を喜ばせてあげたかの指標で
勝手についてくるものなのに。
それ以来、二度と自分の数字を出して媚びることは止めました。
お客様を主語とした提案内容に切り替えました。
結果は想像できますよね(o^-')b
自分のしていることが自分の目的になっていないほど
苦しいことはない
と謂ったのは夏目漱石ですが、
私もトンネル時代に何度となくこの言葉を口にしていました。
けれど、種蒔いたところには必ず花咲くし
優先すべきことは何かをきちんと強く抱き続ければ
先行く道は開けると信じます。
僭越ながらも営業マンから相談されたりすることが多いのですが、
易しい営業活動なんて、絶対にありません。
易しい人生なんてありません。
夏目漱石でさえ、こんな言葉を発しているのですから。