女性営業 人材育成コンサルタント 太田彩子ブログ -713ページ目

媚びる営業

なかなかアポイントが獲れないとき、

なかなか次の商談に至らないとき、

なかなか受注がいただけないとき、

営業マンが焦るのは当然です。



そして、その焦りはお客様に必ずばれてしまいます。



一度、過去の経験ですが

目標まであと○○万足りなかったとき、

露骨にもお客様に対して

『目標達成したいので、あと1つ追加でご契約していただけますか』

とお願いした経験があります。とにかく必死でした。

ずっと連続達成していたのでこの月も外すことはできない、と。



そのお客様は自分の管轄内外で動いていただけましたが、

『ごめんね、どこも必要ないって』と。



私はハッと開眼しました。私は媚びていたのかもしれない。

考え方は色々とありますが、自分の達成数字を優先させてしまう自分に

大きな羞恥心を覚えました。

自分の数字達成は、どれだけお客様を喜ばせてあげたかの指標で

勝手についてくるものなのに。

それ以来、二度と自分の数字を出して媚びることは止めました。

お客様を主語とした提案内容に切り替えました。

結果は想像できますよね(o^-')b



自分のしていることが自分の目的になっていないほど

苦しいことはない



と謂ったのは夏目漱石ですが、

私もトンネル時代に何度となくこの言葉を口にしていました。

けれど、種蒔いたところには必ず花咲くし

優先すべきことは何かをきちんと強く抱き続ければ

先行く道は開けると信じます。



僭越ながらも営業マンから相談されたりすることが多いのですが、

易しい営業活動なんて、絶対にありません。

易しい人生なんてありません。

夏目漱石でさえ、こんな言葉を発しているのですから。