「いい人」という常套句
先日、お取引先様との会食時に、
営業組織内の「いい人」談義が持ち上がりました。
いい人、については昔、
「島耕作に知る いい人 をやめる男の成功哲学」という
弘兼憲史さんの本を拝読したことがあります。
課長島耕作については、誰もが異論を唱えることない「いい男」代名詞が
ついていますが、それはイコール「いい人」には値しないということも
周知のことでしょう。
個性や特徴、弊社でいうなら「トンガリ」に薄い人を、あえて持ち上げる常套句が
「いい人」でもあります。
その意味で、モテ男の島耕作はある意味「意外性」のある人であり
決して「いい人」では終始しないという域に達します。
「いい人」で終わらない人、というのは
「今の居心地のよい環境に安住しない」という姿勢が
「いい人」を脱しているからだと、個人的には思います。
そのような人は大概魅力的ですよね。
話と元に戻すと、「いい人」はなぜ、営業組織の悪となり得るのか。
答えは簡単で、それは顧客側から見ると「断りやすいから」。
いい人だから、頑張っているのはよくわかるよ。
いい人だから、ここで断ってもまた何とかしてくれるだろうな。
いい人だから、長い目で付き合ってほしい。
そのような有望的と一見思わせるような態度も、営業活動では仇となることが
非常に多いです。
営業であれば、「断りにくい」雰囲気を出したほうが結果、勝ちなのです。