就職浪人が増えている
朝日新聞によると、来春卒業予定の大学生の就職内定率が57.6%にまで落ち込み、
過去最低の内定率になったそうです。
リーマンショック以降の景気悪化で、かつての「就職氷河期」さえも下回る結果です。
そのニュースを見て、先日私がOG審査員としても出演させていただいた、
早稲田祭2010のビジネスコンテストを想い出しました。
彼らのビジネスプランを競い合う内容だったのですが、その中に「留年保険」という
面白い企画があったのです。
文部科学省「学校基本調査」によれば、なんと大学生の2割近くが就職できず、という現実があるそうです。
たとえば、早稲田でさえ学生の留年率は20%。
留年の理由は、海外留学などのポジティブな理由もあれば、「希望の企業へ就職したいから」
あえて留年を選び翌年にチャレンジする「就職浪人」も増えているというから驚きです。
実際に、私の知る大手企業の人事の方のお話をきくと、
「去年と同じ人が今年もエントリーしてきた」ということがあるそうです。
このような景気だからでしょうか、益々安定を求めて大手企業に殺到しているとも耳にします。
個々の価値判断なので、就職浪人に賛成反対は唱えるつもりはありません。
ちなみに私は、子育て事情で新卒では就職できませんでした。
(第二新卒状態でR社に入りました。当時の環境があったからこそ、今の自分がいます)
新卒どころか、当時はアルバイトさえ子供の事情で雇ってもらえませんでした。
自分の意思で浪人するのもありかと思いますが、
与えられた環境を必然とみなし、この環境で精いっぱいの努力を重ねれば道は拓けるものと思います。
なぜ、希望の企業でなくてはいけないのか。
それこそが問われるのだと信じてやみません。