今年も明日だけとなった。
今年も、色々な出来事があったが、一番印象に残っている事は、
10月27日、上野文化会館小ホールで聴いた梯剛史「ショパンピアノ協奏曲」
梯剛史のピアノコンサートは、10年以上足を運んで居ない。
ロン ティボーコンサートで2位となり、一躍脚光を浴びコンサートも
数回聴かせてもらったが、その後ぱったりコンサートがなくなった。
理由は不明だが、ファンとしては残念でした。
しかし、久しぶりに聴いた「ショパンピアノ協奏曲」は、
彼本来の、透明感溢れる演奏にとても感動した。
最近は、やはり盲目のピアニスト辻井信行が脚光を浴び
大ホールでのコンサートは、破格の値段で即日完売との事です。
辻井伸行は、ヴァン、クライバーンコンクールで優勝「実際は優勝者は二人いた」
このコンクールで優勝すると、高額な賞金と世界各地のコンサートの権利が
得られる。これは世界中に名前を宣伝して貰える奏者とコンサート主催者との
利害関係が感じられて、あまり感じの良いコンクールでは無いと思う。
与えられたコンサートで腕を磨いて、辻井伸行は今日の地位を築いた。
先日、テレビで辻井伸行のコンサート特集を2時間放映したのを見たが、
確かに、上手だと思ったが、高額チケットの値打ちは?
辻井伸行と梯剛史と比べると、聴いた人の好みであるが、遜色無い様に思えました。
辻井伸行がコンサートで脚光を浴びていた期間、
梯剛史は、災害の被災者の為のチャリティコンサートを開催していた。
子供達に無料でコンサートを行い、多数の学校にcdを送っていた。
私的には、梯剛史に大ホールで演奏して欲しいと思いますが、
彼は、その様なきらびやかな場所より、チャリティ活動を選んだと思われました。
事実、梯剛史は小児癌で生後1カ月で失明しています。
ですから、「小児癌撲滅チャリティ」をはじめ、常に弱者の為に寄り添って、
ピアノで支援を続けていく方針なのでしょうね。
先日聴いたピアノの音にも、彼の思いが込められ胸がいっぱいになりました。
来年も、小ホールで良いですからコンサートに行きたいと思います。
梯剛史さんの健康とご活躍を祈っています。