長いお付き合いの仕事の仲間、４人でランチしたのですが。
考えてみると、この組み合わせはとても久しぶり。
ベテランが揃って、過去の話が中心になってしまいました。
「Quattroさん、今日は花金。どこに出かけるの？」と言われ。
「もう、花金なって言葉も、その遊びのスタイルも無くなってしまいましたよ。」
と答えたのですが。
コロナ騒動の前は、金曜日といえば遊びの日だったのですが、今は何とも穏やかな生活をしています。悲しいくらい。
４人で、忘れかけていた ”花金” を楽しんでいた若い時代を思い出したのでしょうか？
週休2日制が定着しだした、1980年代半の昭和時代の終わりに登場した言葉が "花金"。
土・日の休日を控え、"金曜日は、仕事の帰りに夜遊びする日" という意味(?)で「今日は花金だから飲みに行こう」などと使われていました。
飲み屋で同僚と飲んだり、カフェで女子会を楽しんだりなど、カジュアルでちょっと騒いだ過ごし方をするのが「花金」です。
花金の日に、ガールフレンドとデートする人も多くいました。
私は金曜日はデートではなく、友人とキャバクラを梯子したり、クラブに行ったり、オカマバーで朝方まで遊んでいたことが楽しかった若者でした。
六本木から深夜にタクシーを停めるのには、１万円札をチラチラ見せてチップにしないと車に乗れない、あの時代の思い出話をみんなで話していました。
1990年代の前半にバブルが崩壊すると、金曜日に遊ぶ会社員は減少して。何となく”花金” は死語に。
それに変わって "華金" というワードに変わってきて。
余裕のある人が、お金をたくさん使って豪勢に遊ぶ時に使われました。
キャバクラで高いお酒を注文したり、高級クラブで遊びまくるなど。いかにもバブル期を継続するようなの派手な過ごし方をした一部の人がいたのです。
今やこの４人の金曜日は、穏やかに家に戻り、家族と週末を楽しむ生活になっているはずです。
それでも、あの時代の派手さを覚えていて、話は盛り上がりました。
あの頃なら、このタイミングで誰かが「今日、飲みにいこう！」と言うお誘いが出るのですが。
今の４人は、食事を終えて「またね。」と言って気軽に別れていきました。
あれだけ "花金" の話をしたのに。
私が誘っても、きっとお断りだったでしょう。
でも調べると・・・
好きな曜日は、やはり金曜日。
10代から60代までの男女100人（男性35人、女性65人）のアンケート結果では、金曜日が１番。土曜日も同じ程度の好きな日だそうです。
意見としては.......
学校が金曜日を終えたら休みだから、どうやって休日を過ごすかとワクワクした気持ちで楽しくなる。（20代・女性）
1週間の仕事が終わってやっと2日間の休みに入ることができるから。（30代・女性）
土日が基本的に仕事が休みなので、今日頑張れば明日から休みと思えて仕事を頑張ることが出来るから。（30代・男性）など。
・・・やはり一般の会社員は、お休み前の金曜日が好きな曜日なのは確かなようです。
嫌いな曜日は、月曜日。
”嫌いな曜日” は、抜けた数値で ”月曜日”（69.5％）。
次いで "火曜日"（21.9％）、"水曜日"（16.4％）、"木曜日"（13.7％）、"金曜日"（8.9％）という数値が出ていました。
休み明けの ”月曜日” は、休み明けで気持ちの切り替えにくくて、なかなかエンジンがかかりにくい人が多いようなのでしょうね。
疲れる曜日は、木曜日。
日本人が最も疲れを感じる曜日は何曜日かという質問に。
答えは ”木曜日” でした。
週の半ばを過ぎて、もうひと張りすれば週末だという ”木曜日” に最も疲労やストレスを感じているようなのです。
自律神経の総活動量であるトータルパワーが低い状態なのでしょう。
金曜日は、遊びの日(?)
”花金” という言葉が出てきたので。
久しぶりに、 ”花金遊び” でもしようかなと思って先輩に電話したら。
今出張中で東京にはいないと言う。
「来週、行こうよ」と。
後輩を誘ったら、仕事が残っていて出かけられないようだ。
「来週、連れてってください」と。
今日は、男性と騒ぎ気味に遊びたかった金曜日。
他の友人も誘ってみたのですが、振られて家に帰ってきました。
こんな日もあるのだな。
体調が悪いのを吹き飛ばしたい気持ちで、”花金遊び” をしようと思っていたのに。
天気が悪いので、さっさと帰ってきました。