耳鳴りの方に、耳鳴りの友人と交流することを提案します。
耳鳴りが発症した頃、私は家族以外には話しませんでした。
それぞれの人ごとに性格や立場があるので、耳鳴りを人に話すことに対してどちらが正しいとは言えませんが。
私は耳鳴りなんて病気を、周りの人に知らせたくありませんでした。
加齢傾向にある耳鳴りにかかってしまったことを、格好悪いと思っていたのが前提でしたが。
当初は、仕事関係の知人にも内緒にして、一人で戦っていたのです。
あるきっかけで、耳鳴り疾患のある3人が集まって飲み会を始め。
耳鳴り患者同士の会話と、それなりの改善対策をする会を継続しました。
耳鳴り疾患ある仲間が ”飲み会” として集まるのは妙なグループでしたが。
結果的に、この3人が集まって交流したことは、耳鳴り改善にとても役に立ったことを全員で理解しています。
約1年で、三人とも苦痛度が驚くほど軽減してきました。
また、ある時から私は自分の耳鳴りを周りに話しました。
それは、耳鳴り患者側の情報を集めたい気持ちからで、多くの耳鳴り患者さんと会話する機会を積極的につくりたいと思ったからです。
耳鳴り疾患の方と交流することになって、これも私の耳鳴り改善にとても役に立ったと思っています。
それぞれの方ごとに立場はあるでしょうが、耳鳴り仲間とのコミュニケーションすることを提案したいと思います。
他人に話したほうが良いか。
耳鳴りであることを、他人に話したほうが良いかを考える人と、話したくない人もいるようですが。
他人に話することのメリット
耳鳴りを他人に話すべきかどうかは、個々の状況よって異なります。一般的に、耳鳴りについて話すことが有益になることもあると思います。
治療や改善の情報を知る
耳鳴りについて、医師と話し合いや適切な治療法や対処法を見つけるためには、家族や友人に耳鳴りについて話すことが役立つことがあります。
耳鳴り発生時には精神的苦痛によって、まともな判断ができないこともあるので、第三者の冷静な意見を求め適切な判断をしましょう。
耳鳴り経験者であれば、なおさら有効な情報を得られる可能性があります。
辛さに協力してもらう
耳鳴りが日常生活や精神的に影響を与えている場合、家族をはじめ友人にサポートを求めることは重要です。
耳鳴りの症状や影響を理解してもらい、少しでも助けてくれることが期待できる場合には、耳鳴りについて話すことが有益です。
ストレスや不安を話す
耳鳴りはストレスや不安を引き起こす疾患です。
このような感情を抱えている場合には、自身の耳鳴りについて話すことでストレスを軽減できます。
不安を話すことでその不安を自ら解消したり、不安を払拭する方法を見つけることができる時があります。
話さないことメリット
一方で、以下のような場合には耳鳴りについて話すことを慎重に検討する必要があります。
理解されにくい状況
耳鳴りは疾患以外の人にはよく解りにくい症状であり、理解されにくいことがあります。
耳鳴りについて話しても理解されない可能性がある場合には、ストレスや不快感を増幅させることがあります。
プライバシーの問題
耳鳴りはプライバシーの問題として捉える人もいます。
他人との間でプライバシーを保つことが重要な場合には、耳鳴りについて話すことを避けたいと思います。
耳鳴り同士が友達になること。
耳鳴りを経験している人同士が、仲間や友人になることにはいくつかの利点があると思います。
ストレスの共有と発散
耳鳴りを経験している友人同士がストレスを共有し、発散することで、心の負担を軽減することができます。
お互いが共通の辛い経験を持っているため、ストレスの背景を理解しやすく、仲間として受け入れやすい関係です。
共感と理解
耳鳴りを経験している人同士が仲間や友人になることで、共通の経験を持っているため、お互いに理解し合うことができます。
お互いの耳鳴りの状況を把握して、自身の耳鳴りをより客観的に把握することができる場合があります。
これにより、孤独感や理解されない感情を和らげることができます。
[共感と理解の内容]
● 苦痛度の理解と共感
● 改善できない疾患の共感
● 医師への不安や不満
● 耳鳴り疾患者以外分からない症状の共有
● 同じ疾患の仲間のいることの安心感
情報交換
耳鳴りを経験している仲間や友人が情報を交換し、お互いにアドバイスをすることで、新しい治療法や対処法を発見することができます。
また、お互いの経験や知識を共有することで、よりよい改善管理の方法を見つけることができます。
耳鳴りの治療は、基本的に医師から提案されるものです。
一部の医師の言葉は、患者側から見ると物足りなかったり、不安のある行為と出会うことがありますが。
これらの不安な状況を、同じ疾患の方との交流によって患者側の解釈としてきる理解できるかも知れません。
そのような時には、とても不安が解消されます。
[友人と情報交換]
● お互いに知らない耳鳴り情報の交換
● 各自の耳鳴り状況の客観的な判断
● 適切な検査行為と、検査内容
● 適切な治療行為と、各種治療法
● 信頼できる医師の考え方
● 薬剤の効果について
● TRTなどの音響療法について
● 不眠のある場合の対策
● うつ症状の発生と対策
● 耳鳴りを逸らす方法 など
支援と励まし
同じ耳鳴りを経験している仲間や友人なので、お互いをサポートし合うことで、精神的な強さや前向きな姿勢を維持する助けとなります。
お互いが同じ経験を共有し、お互いに励まし合うことで、ストレスや不安を軽減させることができます。
この関係は、仲間というより友人としての信頼感を持つことがより効果的でしょう。
耳鳴りを経験している友人がお互いの支えとなり、励まし合うことで、お互いの生活の質を向上させることができます。
[友人のサポート]
● 微妙な耳鳴りのことでも話し合える
● 同じ疾患仲間がいることの安心感
● 同じ耳鳴りだから、励ましが効く
耳鳴りのコミュニティーがあれば。
私達は、耳鳴りの仲間3人で ”337の会(ミミナリの会)” を作ることができて、繰り返し耳鳴り改善を目的に集会してきました。
本当は、半分遊び気分だったのですが。
ただ、一般的にはこのような仲間を作ることは、なかなか難しいかも知れません。
この投稿で、”耳鳴りの友人の交流” を提案したものの、相手を見つけることはどうしたら良いかと考えてしまいます。
比較的世代の近い仲間の出会いがあるとと良いと思うのですが、偶然の出会いしか現実的には思いつきません。
医師からの紹介ということは考えられないでしょうから、SNSでの出会いなのでしょうか?
誰かが、「耳鳴りコミュニティ」を作ってくれれば、きっと耳鳴り患者にとってかなり効果的な改善交流になるのではないでしょうか。
沢山の人が集まらなくても、こじんまりとした交流会で良いので、そのようなコミュニティがあれば、私も通っていたと思います。
できれば、冷静なドクターがオブザーバーとして時々参画してもらえれば、耳鳴り改善の新しい治療行為になるかも知れません。
耳鳴りの友人作りは、大事な耳鳴り改善になる治療法の可能性があると考え、
この課題を今後もアップデートしたいと思います。