耳鳴りは、そう簡単に治らないと、再び感じました。 朝起きたら、いつもより耳鳴り音が大きく聞こえる。 耳鳴りは、ある程度コントロールできるこのと思っていたのですが。この2日間、耳鳴り音を上手く制御できないのです。 次第に、耳鳴りに意識が向いて精神的な不安が再生されるのではないかと、とても心配な日が続いています。

 

耳鳴りは、そう簡単に治らないと、再び感じました。

数日前までは、大分改善してきた気持ちでいたのですが、一気に元に戻された様な気がして不安になっています。

 

昨日朝起きたら、いつもより耳鳴り音が大きく聞こえる。

耳鳴りは、適当にコントロールできるこのと思っていたのですが。この2日間、耳鳴り音を上手く制御できていないのです。

どんどんと耳鳴りに意識が向いて、精神的な不安が再生されるのではないかと心配な日が続いています。

 

このような音の変化は今までも何度もあったので、特別気にならなリませんでした。

仕事をしている時は、ほとんど耳鳴りは忘れています。

時々聞こえてきても、すぐにその音の意識を遠ざけることができたのですが。

 

ところが、今回は特別に音が大きいせいか、度々耳鳴り音を意識してしまうのです。

耳鳴り音を逸らそうとするのですが、上手く行かない。

これを繰り返していたら、逆にどんどん耳鳴り音にフォーカスしてしまう。

それに、また ”うつ傾向” が発生してしまうのではないかと心配になっています。

何故だろう?いつもよりも耳鳴り音がかなり大きく感じるからなのかもしれません。

 

耳鳴り音に意識が向いてしまうと、再び気になり始めることがあるようです。

これは、心理的な要因が関与しているもののようです。

再度、耳鳴りが気になる理由

”再度、耳鳴りが気になる” その理由を調べると次の項目があるようです。

注意の再集中

意識のフォーカス  ▶︎ 普段は無意識に耳鳴りの音を無視していても、一度意識を向けるとその音が再び気になり始めます。これは「意識のフォーカス」が耳鳴りに向かうためです。

ストレスや不安の増加

心理的トリガー  ▶︎ ストレスや不安が増えると、耳鳴りの音に対する感受性が高まることがあります。これにより、普段は気にならない音が急に気になり始めます。

環境の変化

静かな環境  ▶︎ 特に静かな場所や時間帯では、背景音が少ないため耳鳴りの音が目立ちやすくなります。

 

これらの項目の中で、私の ”再度、耳鳴りが気になる理由” は、 ”意識のフォーカス” が主因だと思って、詳しく考えてみました。

意識のフォーカスについて

「意識のフォーカス」(Focus of Consciousness)とは、私たちの意識が特定の対象、思考、感覚、または経験に集中的に注意を向ける状態を指します。

 

意識をどこにフォーカスするかで、生活や人生が変わるもので大事なことです。
普段は無意識のうちに、興味があるところにオートフォーカスしていることが多いようですが。
無意識のオートフォーカスの域から、ほんとうにやりたいことにフォーカスすることも必要です。

意識のフォーカスに関連するいくつかの概念をまとめてみまました。

 

一方私の ”耳鳴りの再度の意識” は、ネガティブな ”意識のフォーカス” に関わっているものと考えます。

そこで、 ”意識のフォーカス” の背景を考えた上で、 ”意識のフォーカス”から避ける方法を考えなくてはなりません。

 

注意(Attention)

 

注意は ”意識のフォーカス” の中心的な要素です。

注意を向ける対象によって、私たちが感じ、考え、行動する内容が変わります。

注意には以下のような種類があります。

選択的注意

一つの特定の刺激や情報に集中すること。

分配的注意

同時に複数の刺激や情報に集中すること。

持続的注意

長時間にわたり注意を維持すること。

 耳鳴り対応 

耳鳴りを注意の対象としないこと

私の、耳鳴りを再集中してしまったきっかけは分からないのですが、明らかに耳鳴りに注意を向けてしまっているようです。

他の事柄に意識のフォーカスすることがない時点では、”選択的注意”として注意を向けてしまっているように感じます。

仕事などの他のことに集中している場合は、従来は耳鳴りは注意の範囲には入っていなかったのに、 ”分配的注意” として残っているのかも知れません。

 

簡単なことではありませんが、意識を他に向けるように努めなくてはなりません。

常に考えている、耳鳴りの意識を他に向ける”逸らし”行為が一番大事ですが。それがコントロールできていないので不安です。

無意識との関係

 

意識のフォーカスは、無意識のプロセスとも深く関わっていると言われます。

多数の情報は無意識として処理されていているものの、各タイミングで無意識にあった意識に上がってきます。

 

 無意識のプロセスは、私たちの意識から隠されている思考や感情です。

これらのプロセスは常にバックグラウンドで動作しており、私たちが気づかないものの、自分の行動や意思決定に影響を与えます。

これには、私たちが世界をどのように認識し、他者と交流するかを形作る、自動的な反応、根深い習慣、または深く埋もれた信念やトラウマが含まれる場合があります。

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できれば、耳鳴りを無意識からも外す

改善によって、耳鳴りの注意意識から、無意識の項目に落ち着かせれきたものの、何かのタイミングで意識が上がることがあります。

これは、耳鳴りの音質の変化、音量の増大によって注視されてしまうのかも知れません。

一方、精神的な負担から影響を受けることがあります。

私の耳鳴りは、どうにか無意識のカテゴリー内に納めたつもりなのですが、原因は確定できないものの、注意項目として意識されてしまったようです。

耳鳴りを気にしない人のように、私たちも、耳鳴りを無意識からも外すことが大事だと思います。

意識の限定性”認知負荷”

 

意識を持つということには、限られた容量があります。

つまり、一度に処理できる情報量には限界があるため、私たちは特定の情報にフォーカスを絞り、注意の選択も制限があります。

 

意識のフォーカスがどれだけ効率的に機能するかは、認知負荷(Cognitive Load)に影響されます。認知負荷が高いと、意識のフォーカスが散漫になりやすく、情報処理や意思決定が困難になることがあります。

※「認知負荷」とは、もともとは認知心理学の言葉です。 PCやスマホと同じく、人間の脳にもワーキングメモリのようなものがあり、その容量は限られています。 そのメモリ容量を使いすぎてしまい、負荷がかかってしまうような状態のことを認知負荷といいます

 耳鳴り対応 

認知負荷をかけて、耳鳴りを散漫にする

普段の生活の中では、意識のフォーカスをするために認知負荷にならないように、限られた意識に集中することが大事です。

一方、耳鳴りの意識を逸らすためには、あえて認知負荷をかけて、フォーカス化を散漫させる行為が必要です。

意識を持つ容量の範囲以上に、各種の意識を同時に取り入れると良いのではないでしょうか。

仕事をしながら、音楽を聴いたりニュースを聞いたり、他の出来事や、行動行為、遊びごとなどに意識付けすることで、耳鳴りの意識へのフォーカスがぼやけてしまうことを狙います。

トレーニングと向上

 

意識のフォーカスはトレーニングによって向上させることができるそうです。

例えば、マインドフルネス瞑想や集中力を高めるエクササイズは、意識のフォーカスを強化する効果があります。

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トレーニングによって、耳鳴り以外に集中

トレーニングによる意識のフォーカスを、耳鳴り以外の対象に意識に集中させれば良いと思われます。

それによって、耳鳴りの集中意識を遮断行為になると言われています。

 

私は普段から、 ”耳鳴りは逸らす” という考え方を中心に改善行為をしていたのですが。

何故か ”耳鳴り意識のフォーカスから外す” ことのコントロールができなくて焦り気味です。

耳鳴り意識のフォーカスを妨ぐために、耳鳴りが ”選択的注意” にならないように努力しています。

いろいろな項目に注意を向けることによって、認知負荷を高めて、耳鳴りの意識を散漫化することを試しています。

心配しながら、再度耳鳴りと対応しています。