今週は、周りに感染を避けるために、家に篭っています。 食欲がなく、未だ怠いのですが、じーっとしているのも物足りなくて。 ニュースでは、東京もようやく開花宣言。 春が近づいたので、コートなどの冬物整理を始めたのですが。おかげでほぼ治ってきたのですが。 でも、何しろ怠い。倦怠感が抜けないのです。 それに、食事が美味しく食べれれなくて、我慢して一生懸命に短時間で食べている状態。

 

今週は、周りの方に感染を避けるために家に篭っています。

食欲がなく、未だ怠いのですが、じーっとしているのも物足りなくて。

ニュースでは、東京もようやく開花宣言。

春が近づいたので、家でコートなどの冬物整理を始めたのですが。

 

この2年間、積極的に着ていたスタジャン。

ずーっと仕舞ってあった古いスタジャンを、数年前見つけ出して最近良く着ています。

そのスタジャンは、PINK HOUSEの2着。

女性用のスタジャンで、ファスナーもボタンも逆。でも気に入って着ていました。

何十年前だろうか?

いろいろ思い出のある服です。

 

PINK HOUSEは、ファッションデザイナーの金子功が設立したDCブランド。

人気のあるブランドとして話題になっていました。

でも、私は少女のようなガーリー的なPINK HOUSEのデザインはあまり好んではいなかったのですが。

その頃の私は、エレガント系が好みで、NICOLEというブランドを選んでいました。

 

若い春先の夕方。渋谷パルコでNICOLEで買い物をしたあと、先方から来る女性が手を振っている。

振り返ったけれど、誰もいない。私に?

近づいたら、「ごめんなさい、知り合いと間違えてしまった。」

花やフリルやチェック柄に彩られたPINK HOUSEを着飾った女の子。大きなロゴの入った袋を持っていた。

これをきっかけで入口のcafeでお茶することになって、仲良くなって食事に行きました。

夜遅く、彼女の家の近くまで車で送って別れたのですが、彼女は車の中にショッピング袋を置き忘れて帰って行ったしまったのです。

 

電話番号を伝えていたので、電話がすぐにかかってくると思っていたのですが、半月経ってもかかってこない。

袋を開けて確認すると、黄色のスタジャンが入っていました。

お店で調べてもらおうと思って、袋を持って出かけたのですが持ち主はわかりません。

でも、何度かお店に来ているお客さんということで連絡待ちして。

そして、車で送った場所から周辺から見つけようともしました。

ファッションの目立つ女性だったのですが。

結果、何10年間その彼女とで出会うことはありません。

電話番号を書き間違えたのだろうか?

 

何度か、お店に行ってスタッフの方と話をする中で。

PINK HOUSEのスタジャンが、私もおしゃれさが気に入って「男の子もこのスタジャン着れますか?」などと質問。

「男性は、別ブランドのカールヘルム (Karl Helmut)がありますよ。」

でも、Karl Helmutのデザインは、私にとって好みではなくて。

私が選んだのは、ここで黒ベースのスタジャンです。

かなりタップリして、男性でも着れるサイズ。

スタッフの方も、

「よくお似合い。」

「男の子も可愛い。」と褒められて。

ちょっと高価だったスタジャンを購入しました。

 

その頃は、多くの女性がこの種のジャンパーを着ていて、街で出会うと挨拶するように目と目が合う。

でも女性から見ると、「なんで男性が着ているのかしら?」ということだったのでしょうか。

 

いまだ、中年の女性に声をかけれれることがあるのです。

電車の中で「今もあるのPINK HOUSE?私は色違いだったけれど、同じもの着てた。」と声をかけられたり。

先日病院の看護師さんからも。「懐かしい、PINK HOUSE。」と言われました。

だいぶ傷んできたのですが、修復しながらまだまだビンテージのスタジャンをラフに着ています。

その後、違うスタジャンもいろいろ見つけましたが、私にはいまだN0.1のお気に入りです。

 

そして、黄色のスタジャンは、あの時の女性のもの。

サイズがちょっと小さいのですが、時々着ています。

大事に着ているので、何10年経ってもほとんど汚れはないです。

これを着て彼女に会ったらどうしよう?

まさか着ているとは思っていないでしょから。

もう、私の体型になってしまったようですが。

 

仕事での服装はスーツが多いのですが、今年のカジュアルな時間は古いPINK HOUSEのスタジャンを何度も着ていました。

来年も、私の定番になりそうです。

 

PINK HOUSEは、表参道に昨年OPEN。頑張っていますね。

 

家に立て篭もり生活している1週間。

若い超元気な時を思い出してしまいました。