アーユルヴェーダでは、耳鳴りは「ヴァータ性の疾患」と言われ。ヴァータが乱れた結果、耳鳴りが起こると考えますので、
耳鳴りの治療を、かなりやり尽くしてきた。
それでも、今だ具体的な改善がされていない状況だ。
昨日のブログの ”つむじゆるめ” の情報をきっかけに、アーユルヴェーダに興味を持ち、その世界での耳鳴り改善を探ってみた。
アーユルヴェーダの耳鳴りの考え方は二種。
複数音・高音の耳鳴りはカルナ・ナーダ。カル
ナ・ナーダの原因はヴァータドーシャの悪化です。
単一音・不鮮明音の耳鳴りはカルナ・クシュヴェーダといいます。カルナ・クシュタベーダは、ヴァータドーシャ、カファドーシャの悪化と血液の悪化も関係していると言われています。素人の私は、全く解らない!
アーユルヴェーダでは、耳鳴りは「ヴァータ性の疾患」と言われ。ヴァータが乱れた結果、耳鳴りが起こると考えますので、どちらの耳鳴りもまずはヴァータを鎮静させることが重要です。難しい!
体を構成している基本組織「ドーシャ」。ドーシャには「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」の3種類があり、ヴァータは「空」と「風」の要素を表す。ヴァータの代表的な特徴は、“アンバランス”。
アーユルヴェーダでの耳鳴りの発症の考え方は、体の中にヴァータの性質(冷たさ、乾燥と軽さ、動き)が増えることにより、それが耳周りに取り付いて悪さをすることによって、耳の神経の調子が悪くなりことが原因とされている。
治療方法はその逆の事(温かさ、重さ、安定していること)をすることで耳鳴りが和らぐと考えられているようです。
これからの寒い時期に大事なことは、とにかく耳を冷やさないこと!
冬は、耳の温活が大切です。
まずは、耳を冷やさないように ”耳あて”や”ニット帽” で温めたら良いようです。
重さや安定を与えるにはアーユルヴェーダ特有のオイルマッサージが効くようですが。
耳鳴りの改善をまとめてみました・・・
【 自分で出来るアーユルヴェーダの耳鳴り改善法 】
● 生活の仕方
規則正しい生活(早寝早起き)
質の良い、十分な睡眠
ゆったりとした生活を心掛ける
こまめに白湯を飲む ⭐️
入浴では湯船につかる ⭐️
頭部と耳周辺をセルフアビヤンガ(オイルマッサージ)
● 生活の中で避けること
生理的欲求(排便、排尿、ガス、くしゃみ、涙など)を我慢すること ⭐️
過度の運動 ⭐️
過剰に大きな音を聴くこと
耳掃除のし過ぎ ⭐️
鼻を強くかむこと
耳を冷たい空気にさらすこと ⭐️ ←これからの季節注意
● 食事の方法
お腹が空いてから食べる ⭐️
なるべく決まった時間に食事をとる ⭐️
<良い食べ物>
米、緑豆、大麦、小麦、ニンニク、ショウガ
玉ねぎ、冬瓜、かぶ、セロリ、白菜、鶏肉、魚、卵、牛乳、ナッツ
温かい食事、適度に油を使って調理した食事
スパイス(カルダモン、クミン、シナモン、コリアンダー、黒コショウ)
<避けたほうが良い食べ物>
なす、トマト、ピーマン、じゃがいも
生野菜、冷たい食べ物、乾燥した食べ物、冷凍食品、スナック菓子
辛味、苦味の強い食品
● ガンドゥーシャ(含嗽法)
温めたごま油を口に含み、15分ほど保持するうがい。
15分経ったら、ごま油を口から出し、軽くぬるま湯で口をゆすぎます。
⭐️ マークの項目を、私は普段から気をつけようと思いました
アーユルヴェーダを理解するのは、かなり時間がかかりそうですが。
納得できる項目も結構あるような気がします。
西洋医学で改善しにくい ”耳鳴り” 。アーユルヴェーダの改善方法を、合わせて実行することによる効果がありそうな気がしませんか?
私なりに、うまく付き合っていきたいと思いました。