耳鳴りの方は、ツボ押しは何度も試していることと思います。
色々試してみましたが、私のお気に入りのツボはこの4カ所。
毎日、ルーティーンとして自己施術しています。
簡単で、いい感じ!
翳風(えいふう)
耳たぶ裏の耳の付け根と、顎の骨との間にある、 最も窪んだ所。耳鳴りや難聴など、耳のあらゆる疾患に効く代表的なツボ。
中指のはらをつぼにあてて、ゆっくりと息を吐きながら押し、息を吸って・戻してを数回繰り返します。
この部分は血管やリンパ線、神経が密集している部分ですので、強く押しすぎないように注意。
耳の穴の前には、「耳鳴り帯」と呼ばれる3つのツボがあります。
耳門(じもん)
軽く口を開けて耳珠上の切痕の前にできる陥凹部
聴宮(ちょうきゅう)
口をわずかに開けた時に耳珠前方にできる陥凹部
聴会(ちょうえ)
口を開けたときに珠間切痕前方にできる陥凹部
.....これらのツボをセットで刺激すると効果的です。
労宮(ろうきゅう)
中指の骨を下にたどっていくと当たるくぼみの少し薬指側にあります。
自律神経のバランスを整える作用のあるツボです。
耳鳴りをはじめ、気分の落ちこみなど精神的な不安に効果があります。
ツボと反対側の親指をツボに当て、一度押してから人差し指の付け根方向に突き上げる感じで押します。左右両方行うと良いそうです。
TV見ている時、電車に乗っている時によく押しています。
湧泉(ゆうせん)
足の裏、人差し指と中指の間と踵を結ぶ線上のつま先から3分の1のくぼむところ。
ツボの場所は、足の裏の中央より前方で、足の親指と人差し指の骨の根っこの部分になります。
耳鳴りなのになぜ足の裏なのかと疑問ですが、東洋医学では「耳」と「腎」とは深く関係があるようです。
そしてその腎の経絡が足の裏から始まるんですね。
家でPCいじっている時、床にゴルフボールを置いて足の裏でコロコロとさせています。
<ツボを押すときのコツ>
- 指の腹を使って優しく押す(爪を立てない)
- ゆっくりと垂直に押し、指は左右に動かさない
- 「イタ気持ちいい」と感じる力で押す
- 1箇所あたり1回5〜10秒、3〜5セットが目安