決定的な治療薬がないと漢方薬が処方される傾向。

耳鳴りで、今まで処方された漢方は3種類。

ツムラ65(帰脾湯)、ツムラ54(抑肝散)、ツムラ12(柴胡加竜骨牡蛎湯)。

漢方は、長く飲まないと効き目がないのだろうが、改善が分からず、気分的に長く飲み続けられない私。効かないのは、私が悪いかも。

約2週間前、口腔外科で口渇治療に出された”白虎加人参湯”。

うがい薬、保湿ジェルなどの複合効果により、夜間の口渇が和らぎ、まともな睡眠ができる日を過ごして、本当にありがたく思っている。

ところが、この2週間。今まで、安定していた血圧がかなり上昇。

漢方が血圧UPに影響したのではないか内科の主治医が疑っている。

ここ何年間。起床後に血圧を測り、データ化して、最近数年間は、平均130-80 と安定していたのですが...

 

漢方薬によく使われている甘草(カンゾウ・右写真)。白虎加人参湯にはその甘草が含まれていた。

甘草の主要成分であるグリチルリチンにより血圧上昇の可能性があるとされている。

この甘草は、葛根湯など多くの漢方に配合されているようで血圧が気になる方は注意しなくてはいけないのかもしれない。

 

「漢方は生薬だから安全」と言う考えを持つ方も多いが、私は「生薬だからこそ怖い部分もある」派。

漢方NGではないが、一般薬と同様に慎重に服用しなくては。