小学校に入る前に初めて稽古場へ行き、人生の大部分の間、私の楽しみと支えだったバレエですが、このコロナウイルスによる肺炎の影響もあり、一旦辞めることになりました。

元々、身長の割に心臓が小さいと循環器の医師に指摘されてまして、出産後はそこに鉄欠乏貧血が加わりました。貧血の原因は不明。消化管出血も子宮筋腫も無いとの診断でして、加齢によるヘモグロビンの縮小化?かなーなんて話に落ち着きました。(無理矢理感ありますが)

激しい運動が負担なりつつあったところに、肺炎の感染防止のためにマスク着用で稽古する事で、かなり体力を消耗するようになりました。

少し前、出産に臨む妊婦にマスク着用させると、息苦しくなるなんて話がありましたよね。
確かに、マスク着用で踊るとその後の疲労感が以前と比較にならない程でした。

楽しみでやってる事にあまり口出ししたく無いけれど、との前置きで、かかりつけ医からは「薄い薄い血液を全身に巡らせて酸素と栄養を回そうとしているのが現状。このまま続けると、たとえ鉄剤で補給しても体にあまり良くない。今一番のリスクは心臓肥大。既に心電図に影響が現れてる」
との話がありました。
要は、職業ダンサーでは無いし若くも無いのだから辞めなはれ。との促しでした。

暫く悩みましたけど、苦しいのは確かだし、家族のためにまだまだ役割もありますので、医師の進言通り辞めることに致しました。

なんだか、ポッカリ穴が開いたようでして、沢山のレオタードとポワントをどう処分しようか思案中です。

なんだか尻切れとんぼな記事ですが、近況はこんな感じです。


肺炎が終息して、マスク不要になったら、美容クラスに出たいなぁ。