am1:00
うとうとしていた所、目が覚める。
ん?
少し強くなって来た?
肛門の方へ押される感じが戻ってきた。
間隔は4〜5分。
モニター外れてる?
ちゃんと計測出来てなくない?
あれ?痛いかも。
助産師さん呼ぼうかなー。
まだ早いかな?どうかな?
と思ってた所に助産師さん訪室。
私「押される感じまた強くなってきました。
呼ぼうか悩んでた所でした」
助産師「一度診察してみましょうか!」
内診する時、張ってきてしまう。
助産師「張ってる時の方が良いので、ごめんなさい。
あ、5cm。かなり柔らかいですね。
無痛希望ですよね?先生呼びますね」
と。
ついに来たか。
医師(担当医とは別の医師)の診察後、
無痛分娩を希望していた為、
麻酔をかける為早めに分娩台へ移動する。
トイレを済ませて、下着を変え、パットをつける。
陣痛来てるな、、、
まだ歩ける。
合間を見計らって、分娩台は登り
横になろうとした瞬間。
ボツッ
パシャッ
破水した。
私「今、破水しました」
と報告。
助産師「あ、本当?診察しますね」
と、そこから陣痛の波が押し寄せる。
痛い‼️痛い‼️
子宮口8cm開大。
麻酔科医現る。
もう、ここからは怒涛です。
陣痛がどんどん進み、
今から硬膜外麻酔入れても間に合わないんじゃない?
と、思う程の早さで痛みが増す。
とにかく、いきまないように!
鼻から吸って、フーーーッと口で吐く。
フォローで看護師が数名入って
陣痛に合わせて声かけをしてくれて、
いきみ逃しの為、肛門を抑え、
呼吸をリードしてくれる。
無痛‼️‼️早くしてーー‼️
おせぇ‼️遅いだろーが‼️と
内心思っていたが、言う余裕はない。
もう本当に辛い!
と、思った矢先に
スーーーーッと痛みが引くのが分かった。
すごい‼️効いた‼️間に合った‼️
そこからは、
しっかり呼吸が出来た。
赤ちゃんが降りて出てくるのに、
私が呼吸を合わせてフォローしてあげるイメージ。
助産師「頭が見えていますからね」
普通だったら、もう限界な程に痛い時。
我慢できずにイキんでしまうような時。
陣痛が来ると、ほんのり感じる。
私の身体がガクガクと震える。
麻酔によって、徐脈になり悪寒がしているようだ。
血圧を5分おきに測り、酸素を装着。
しっかりフォローされる。
その為、私はとにかく呼吸に集中できた。
担当医の医師が分娩室に入ってくる。
医「すごい!本当になった」
と。
私「ほら!だから言ったでしょ!」
と、話せる。
下半身の力が入らない為、
足を台に乗せてもらい、体位を整える。
イキむ練習を2回ほどした。
助産師「もうすぐ、産まれますよ」
助産師の声かけのタイミングで、イキむ。
深呼吸2回の後、息を止めておへそを見てイキむ。
一回吐いて、吸って、同じようにイキむ。
次の陣痛を待つ。
呼吸をしっかりして、赤ちゃんに酸素を送る。
4回か5回目のイキみの時、
担当医「下見てね。産まれるよ」
と。
10月1日
妊娠37週1日
午前3時23分
私の娘は産まれました。
元気な産声をあげて、
産まれてすぐに胸元へ。
「ありがとう。やっと会えたね。頑張ったね」
と、大号泣、、、
まだ血液のついた、
ふにゃふにゃにふやけた肌に触れると
温かった。
ありがとう、本当にありがとう。
その後、色々と処置を行い、
私のバースプランであった
自然陣痛での出産。
カンガルーケアをしたい。
胎盤、臍の緒が見たい。
全て叶えさせてもらいました。
胎盤と臍の緒は、
想像していたよりも遥かに立派で
これが妊娠してから作られた臓器とは思えないほど。
胎胞が見えると言われていた、
あの卵膜も見て、不思議な気持ちでした。
役目を終えたそれらに、感謝を告げました。
AM6:00過ぎ
下半身の麻酔が切れた頃、
部屋に戻る前に2ヶ月と3週間ぶりに彼に会えました。
「産まれたよ。良かった、無事で」
と、2人して泣きました。
3人で写真を撮ってもらい、
その場で初めてのミルクもあげさせてもらいました。
入院生活86日目。
妊娠25週にして胎胞が見える切迫早産。
妊娠37週1日の正期産。
無痛での経膣分娩。
退院、転院予定だった当日、
希望していた病院での出産。
母子共に健康で、新生児室管理。
辛かった日々が報われたような
全てが大満足のお産でした。
全ての人に感謝します。
そして、娘へ。
さぞかし居心地の悪かったお腹で、
良く頑張って持ち堪えてくれました。
きっとあなたも、ここで産まれたかったんだね。
良く頑張ってくれたね。ありがとう。
幸せです。