皆さんこんにちは。週末いかがお過ごしですか。

 

私はこの週末Nextflixで The 15:17 to Parisという実際に起きた事件を元にした映画を見ました。主人公は3人の男性で子どもの頃からの仲良しです。映画に出ている3人の主人公となる役者さんが、実は本人たちと知ってこれまたびっくりでしたが、見終わった後に気づいたのは、主人公の一人は、自分の望む現実を創っていたってこと。

 

内容は端折りますが、彼は子どもの頃”軍人になって戦争で人の命を助けたい”と思っていました。軍隊に入りますが所属は自分の希望する所ではない部署。Survival(生存すること)術を人に施していくところでした。そこでは医療知識はもちろんや、非常時にどんなものがなんの代用になるか、などといったことも学ぶようです。

 

所属先を知った時、彼は、一瞬 ”自分が行きたかった所はここじゃない”という思いが強くて辞めようと思ったかもしれません。(映画のセリフに「自分はトライして、かつ失敗した」と言ったような箇所があったので)だけど友人のアドバイスもあり結局はそのままいたようです。

 

主人公3人のうち2人は軍人になり、非番の日程を利用しもう一人の仲良しの友人を誘ってヨーロッパ旅行に行きます。

が、アムステルダムからパリに行く高速電車にはテロが発生し、車内で銃の発砲が起きます。が、この3人が主となりテロリストと戦い気絶させて、高速電車が停止できる最寄りの駅で、待機していたフランスの警察にそのテロリストを引き渡すことができました。発砲を受けて重傷をおった一人の乗客も病院に運ばれました。そしてSurvivalの彼自身も格闘の時テロリストからナイフで数カ所切りつけられています。(でも映画では病院ではなく駅で治療を受けているようでした)

 

その後彼らは、勇気ある一連の行動に対し当時のフランスの大統領から勲章を授与しています。

 

と、まぁこのような内容なんですが・・・私がこの記事の冒頭に書いた主人公の一人の方の望みは

”軍人になって戦争で人の命を助けたい”でした。でもおそらく彼の純粋な望みは「人の命を助けたい」だったと思います。「戦争で」は軍人=戦争という方程式があったからでしょうか。だから実際は「戦争」にフォーカスするのではなく「人の命を助けたい」彼の本当の望みだったと思います。

 

電車内という密室の中でのテロ行為では逃げる場所にも限界があります。その点で見れば、その場に乗り合わせた一般の人からしたら、戦争と同じくらい、いやそれ以上の地獄以外のなにものでもなかったのではないかと思います。

 

彼が望まない部署で学んだことは、非常事態で人の命を救いました(それもユーモアを交えて)。軍隊で培った武術はテロリストとの戦いにおいてテロリストを気絶させることに成功しました。彼が想像(イマジネーション)していた以上の「人の命を救いたい」の現実創造(クリエーション)です。

 

「こんなはずじゃなかった」、「こんなの望んでない」という現実に身を置いているとしても、本当に望むものは何かを知り、それにフォーカスすることで、イメージする以上の素晴らしい現実をクリエーションできるんだ、ってことを再認識させてくれた映画でした。

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。