こんばんは
「水に流す」
…な、流れない~~~~~~~~~
思った以上に落とし前、つけさせてくれませんでした
なんとか書けたけど、つまらなかったらごめんなさい
私独自の感覚なので、解りにくかったり、まったく共感出来ないかもしれないです。
でも、一生懸命考えました。
よかったら、読んでみてください。
内容が多くなってしまったので、二部に分けました。
すてきな作品もたくさん載ってます。
ゆっくり読んで戴ければと思います<m(__)m>
どうぞよろしくお願い致します。
「水に流す ~③ 生きる者の顔~」
前回書いた、蛇に象徴される怒りや怨念は、
表現出来ないから、溜まったのでした。
ちゃんと怒ったら伝わったかもしれないし、
やめてくれたのかもしれません。
言えなかった理由のひとつは、関係性が壊れるのではないかという恐怖と、
言ったら、もっと強く言い返されるのではという、委縮してしまう自分がいたこと。
そして、どんなことも学びだから、感謝しなくては、と
横暴な態度さえ、受け入れてしまっていたことが、原因だったのだと思います。
怒りはよくない感情なのだとも思っていました。
怒りは破壊のようで、出してしまったら修復が難しいし、
穏便にすませよう、という私がいたなあ、と思います。
怒りが怖かったのです。
全部、自分のためでした。
でも、それではいつまでたっても、私の蛇は苦しいままなのだ、
と、徐々に気持ちを伝えるようにしていきました。
初めは一生懸命怒っているのに、全然怒っていると思われませんでしたが
(あまりにも遠慮がちで)
でも勇気を出していたら、だんだん出来るようになってきて、
何年か後には、上司に泣きながら怒って、
「泣くな、泣いてもなにも変わらないだろ!」と怒鳴られた時、
「好きで泣いてるんじゃありません!怒ってるんです!!!」
と、切れてしまったほど、出来るようになりました(笑)。
(気持ちよかったです!!!)
(これが、羽生君の記事で書いた、お給料のベースアップ交渉の場面です(^^;)
気持ちよく怒れると、目の前に、太い、まっすぐな道がどーんと広がる感覚があって、
そうすると、物事が急にいい方へ展開していきました。
怒るって大切なんだな、と怒りを肯定できるようになりました。
人間関係でも、怒ってる気持ちを伝えると、ちゃんと謝ってもらえて、
誤解も解けたり、いいことばかり起きました。
相手も、私が何を怒ってるのか、びっくりして、ちゃんと聞いてくれました。
世の中は、私が思ってるほど、苦しい場所ではありませんでした。
行き違いが多くあったのだと分かりました。
そこには、解り合いたい、という相手に対する愛が私にあって、
使った勇気も、ちゃんと応えてくれたのでした。
それに、怒りが生じるというのは、なんらかの歪みがそこにあるということで、
正されることで、まっすぐに通るようになるのだと思います。
でも、このことは、私が自分で気づいてやれるようになったのではなくて、
チャネリングセッションで、指摘されたことがきっかけでした。
「あちらにいけば、天使のような存在はいくらでもいます。
そのようなものになるより、
今、生きているあなたが大切なんじゃないですか?
感謝は最後でよろしい。
自分におなり。」
「あらたなる平和のために、怒りをあらわにする。」
強烈です(笑)。
最後でいいんだ、感謝…(笑)。
感謝って、頭でするものじゃないですもんね。
数学が、答えだけ知っても意味がないように、
自然に感謝できるようになるプロセスを味わうことが、
大切なのだと思います。
それがきっと、この地上に生まれ、「生きる」 という醍醐味なのでしょう。
そんな経緯で、怒れるようにはなってきましたが、
今も、誰に対しても、いつでも怒れるわけではないし、
溜まるものは溜まるし、(ああ、心が汚いなあ…)と思うことはよくあります。
というか、自分のことをきれいだとは思ってませんが。
でも、自分を責めるのも、だんだんやめてこれました。
私が自己否定感に苛まれていた時、
詩を、友人がプレゼントしてくれました。
「大気圏を抜けて、地球にやってきたメッセージだよ」、と手渡されました。
…泣きました。
こちらを載せたのは、純粋だなあって思う方たちが、たくさんいるからです。
私に、「自分は汚い」っておっしゃった方宛てです。
そして、「自分は汚い」って思ってらしゃる方へ。
友人の作品ですけど、おすそ分けです。
宇宙から、たくさん、たくさん、降りてきて、
苦しい、悲しい気持ちに届きますように…
そして、もうお一方、
宇宙からの愛の使者としか思えないような方が、
ブロ友さんに、いらっしゃって。
杏莉さんとおっしゃいます。
クールな語り口に、人の感情を差別しない、深い愛があって、
ユーモアに包まれた彼女の世界に、どれほど救われてきたか分かりません。
作品を、三つほど、ご紹介させてください
「願い」
近頃なぜか沈んでるね
自分が嫌いだとか世界が歪んでるだとか
ちょっと鏡をのぞいてごらんよ
ねえ、しけた顔してるじゃないか
それじゃ人さまも相手にしてくれなくて当然だね
青クサイガキみたいにすねてるね
自分らしくないだとか信念をつらぬけないだとか
少年のキミが笑っているよ
心地よい言葉なんていらないさ
ヒーローのお面を被ってるだけで幸せだっただろ
らしくないらしくないらしくない
そうやって自分を決めつけて
自分らしさ守るため自分を殺す
ちょっとどうかしてると思わないかい
必死に裡ばかり見ているね
正直に生きたいだとか誠意が感じられないだとか
嘘いつわりのなにがいけない
動物のようにもがいてごらんよ
あざやかに騙してしぶとく生きるキミが見たい
「北風と太陽」
ご存知北風と太陽です。
北風はまだ納得していませんでした。
北風;太陽さん、ありゃ、ズルいっすよね。大体、よく考えたんだけどさ、冬に北風と太陽って、オレ、不利じゃね?もっとフェアに、次は暖かい時期にやりましょうよ。それでこその戦いっしょ?
太陽;う~ん、北風くん、キミ諦め悪いよね。まあ、でも、いいよ。じゃ、やる?
ぽかぽか陽気のある秋の午後。北風と太陽は2回めの試合を始めました。
対象者は、花も恥らう美しい娘。北風と太陽がもぎとるものは、絹のスカーフということで。
ファイト!
北風;じゃ、行くっすよ。びゅーん!お嬢さん、いい陽気過ぎるっしょ。そんなスカーフなんかとって、オレの冷たくて気持ちのいい風を全身で感じなよ。
娘; あら、イヤだわ!髪が乱れちゃう。もっときつくスカーフ巻かなくちゃ。
北風;ウソだろっ、涼しさよりも髪かよ!
太陽;ふっ、相変わらずダメだね、北風くん。では、わたしの番だね。
ぽかぽか。お嬢さん、どうです、温かくなってきたんじゃないですか?そんなスカーフはとって、首元をすっきりさせたら、いかがです?
娘; まあ、今度はこんな強い紫外線!大変、日に焼けちゃう。スカーフで顔を隠さないと。
太陽;なんと、わたしの健全な光を紫外線と!
北風;どういうことっすかね、アレ?
太陽;うん、最近の子はなにを考えているのか分からんね。わたしが年なのかね。
北風;いや、太陽さん、悪くないっすよ。良かったと思いますよ。
太陽;うんうん。キミもね、いい感じだったよ。わたしなら、スカーフとるよ。気持ちいいよね、風って。
北風;アハハ、太陽さんに言われると照れるっすよ。
喫茶店に入る娘。
ほどよくエアコンが効いた店内を見回すと、向こうでなかなかの美青年が手を振っています。
娘; あらっ、待った?
するりと絹のスカーフは解かれ、娘の豊かな黒髪が広がります。
北風&太陽;なんなんだよ、あのアマっこは!
おしまい。
2017/11/11(土)
もっと杏莉さんの物語を読みたい方は、こちらから
いったんここで区切ります。
学校というのは、無法地帯だと思っていました。
掃除も真面目にやる人とやらない人がいて、
結婚、したくないな、と思いました。
花瓶を割った男の子、きっと、心の中で、すまないな、と思ったと思います。
でも、私の態度が、彼を謝らせなかったのだと思います。