ロータスの夜明け -2ページ目

ロータスの夜明け

Always remember...
you're not alone ♡




こんばんは爆  笑


「水に流す

…な、流れない~~~~~~~~~アセアセ


思った以上に落とし前、つけさせてくれませんでした笑い泣き

なんとか書けたけど、つまらなかったらごめんなさいアセアセ

私独自の感覚なので、解りにくかったり、まったく共感出来ないかもしれないです。

でも、一生懸命考えました。

よかったら、読んでみてください。

内容が多くなってしまったので、二部に分けました。

すてきな作品もたくさん載ってます。ラブ


ゆっくり読んで戴ければと思います<m(__)m>アセアセ


どうぞよろしくお願い致します。







「水に流す ~③ 生きる者の顔



 
前回書いた、蛇に象徴される怒りや怨念は、
表現出来ないから、溜まったのでした。

ちゃんと怒ったら伝わったかもしれないし、
やめてくれたのかもしれません。


言えなかった理由のひとつは、関係性が壊れるのではないかという恐怖と、
言ったら、もっと強く言い返されるのではという、委縮してしまう自分がいたこと。

そして、どんなことも学びだから、感謝しなくては、と
横暴な態度さえ、受け入れてしまっていたことが、原因だったのだと思います。

怒りはよくない感情なのだとも思っていました。
怒りは破壊のようで、出してしまったら修復が難しいし、
穏便にすませよう、という私がいたなあ、と思います。


怒りが怖かったのです。

全部、自分のためでした。


でも、それではいつまでたっても、私の蛇は苦しいままなのだ、
と、徐々に気持ちを伝えるようにしていきました。

初めは一生懸命怒っているのに、全然怒っていると思われませんでしたが
(あまりにも遠慮がちでえーん
でも勇気を出していたら、だんだん出来るようになってきて、
何年か後には、上司に泣きながら怒って、
「泣くな、泣いてもなにも変わらないだろ!」と怒鳴られた時、
「好きで泣いてるんじゃありません!怒ってるんです!!!」
と、切れてしまったほど、出来るようになりました(笑)。
(気持ちよかったです!!!)
(これが、羽生君の記事で書いた、お給料のベースアップ交渉の場面です(^^;)

気持ちよく怒れると、目の前に、太い、まっすぐな道がどーんと広がる感覚があって、
そうすると、物事が急にいい方へ展開していきました。

怒るって大切なんだな、と怒りを肯定できるようになりました。

人間関係でも、怒ってる気持ちを伝えると、ちゃんと謝ってもらえて、
誤解も解けたり、いいことばかり起きました。

相手も、私が何を怒ってるのか、びっくりして、ちゃんと聞いてくれました。
世の中は、私が思ってるほど、苦しい場所ではありませんでした。
行き違いが多くあったのだと分かりました。

そこには、解り合いたい、という相手に対する愛が私にあって、
使った勇気も、ちゃんと応えてくれたのでした。

それに、怒りが生じるというのは、なんらかの歪みがそこにあるということで、
正されることで、まっすぐに通るようになるのだと思います。


でも、このことは、私が自分で気づいてやれるようになったのではなくて、
チャネリングセッションで、指摘されたことがきっかけでした。

「あちらにいけば、天使のような存在はいくらでもいます。

そのようなものになるより、

今、生きているあなたが大切なんじゃないですか?

感謝は最後でよろしい。

 自分におなり。」


「あらたなる平和のために、怒りをあらわにする。」


強烈です(笑)。

最後でいいんだ、感謝…(笑)。

感謝って、頭でするものじゃないですもんね。

数学が、答えだけ知っても意味がないように、
自然に感謝できるようになるプロセスを味わうことが、
大切なのだと思います。

それがきっと、この地上に生まれ、「生きる」 という醍醐味なのでしょう。



そんな経緯で、怒れるようにはなってきましたが、
今も、誰に対しても、いつでも怒れるわけではないし、
溜まるものは溜まるし、(ああ、心が汚いなあ…)と思うことはよくあります。
というか、自分のことをきれいだとは思ってませんが。笑い泣き

でも、自分を責めるのも、だんだんやめてこれました。

私が自己否定感に苛まれていた時、
詩を、友人がプレゼントしてくれました。

「大気圏を抜けて、地球にやってきたメッセージだよ」、と手渡されました。


イメージ 1


…泣きました。えーん

こちらを載せたのは、純粋だなあって思う方たちが、たくさんいるからです。

私に、「自分は汚い」っておっしゃった方宛てです。照れラブラブ

そして、「自分は汚い」って思ってらしゃる方へ。ピンクハート


友人の作品ですけどニヤリ、おすそ分けです。

宇宙から、たくさん、たくさん、降りてきて、

苦しい、悲しい気持ちに届きますように…流れ星キラキラ



そして、もうお一方、
宇宙からの愛の使者としか思えないような方が、
ブロ友さんに、いらっしゃって。ニヤリラブラブ

杏莉さんとおっしゃいます。

クールな語り口に、人の感情を差別しない、深い愛があって、
ユーモアに包まれた彼女の世界に、どれほど救われてきたか分かりません。

作品を、三つほど、ご紹介させてください爆  笑


音符



「積み木遊び」 2017/11/8(水)
https://blogs.yahoo.co.jp/anri_luna/15219974.html



イメージ 2


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キラキラ




「願い」


近頃なぜか沈んでるね
自分が嫌いだとか世界が歪んでるだとか
ちょっと鏡をのぞいてごらんよ
ねえ、しけた顔してるじゃないか
それじゃ人さまも相手にしてくれなくて当然だね

青クサイガキみたいにすねてるね
自分らしくないだとか信念をつらぬけないだとか
少年のキミが笑っているよ
心地よい言葉なんていらないさ
ヒーローのお面を被ってるだけで幸せだっただろ

らしくないらしくないらしくない
そうやって自分を決めつけて
自分らしさ守るため自分を殺す
ちょっとどうかしてると思わないかい

必死に裡ばかり見ているね
正直に生きたいだとか誠意が感じられないだとか
嘘いつわりのなにがいけない
動物のようにもがいてごらんよ
あざやかに騙してしぶとく生きるキミが見たい



晴れ台風


「北風と太陽」





ご存知北風と太陽です。
北風はまだ納得していませんでした。

北風;太陽さん、ありゃ、ズルいっすよね。大体、よく考えたんだけどさ、冬に北風と太陽って、オレ、不利じゃね?もっとフェアに、次は暖かい時期にやりましょうよ。それでこその戦いっしょ?
太陽;う~ん、北風くん、キミ諦め悪いよね。まあ、でも、いいよ。じゃ、やる?

ぽかぽか陽気のある秋の午後。北風と太陽は2回めの試合を始めました。
対象者は、花も恥らう美しい娘。北風と太陽がもぎとるものは、絹のスカーフということで。
ファイト!

北風;じゃ、行くっすよ。びゅーん!お嬢さん、いい陽気過ぎるっしょ。そんなスカーフなんかとって、オレの冷たくて気持ちのいい風を全身で感じなよ。
娘;  あら、イヤだわ!髪が乱れちゃう。もっときつくスカーフ巻かなくちゃ。
北風;ウソだろっ、涼しさよりも髪かよ!



太陽;ふっ、相変わらずダメだね、北風くん。では、わたしの番だね。
    ぽかぽか。お嬢さん、どうです、温かくなってきたんじゃないですか?そんなスカーフはとって、首元をすっきりさせたら、いかがです?
娘;  まあ、今度はこんな強い紫外線!大変、日に焼けちゃう。スカーフで顔を隠さないと。
太陽;なんと、わたしの健全な光を紫外線と!



北風;どういうことっすかね、アレ?
太陽;うん、最近の子はなにを考えているのか分からんね。わたしが年なのかね。
北風;いや、太陽さん、悪くないっすよ。良かったと思いますよ。
太陽;うんうん。キミもね、いい感じだったよ。わたしなら、スカーフとるよ。気持ちいいよね、風って。
北風;アハハ、太陽さんに言われると照れるっすよ。

喫茶店に入る娘。
ほどよくエアコンが効いた店内を見回すと、向こうでなかなかの美青年が手を振っています。

娘; あらっ、待った?
するりと絹のスカーフは解かれ、娘の豊かな黒髪が広がります。

北風&太陽;なんなんだよ、あのアマっこは!


おしまい。


2017/11/11(土)

もっと杏莉さんの物語を読みたい方は、こちらから鉛筆



(杏莉さんは、ヤフブロ終了後、fc2に移行されます)









いったんここで区切ります。















こんにちは。爆  笑

お元気ですか?


昨日、記事を書くつもりが、母の心臓の発作がまたあり、
出来ませんでした。

今日は落ち着いています。

ほっ…


ヤフブロ、残すところ、あと3日、どこまで書けるか分かりませんが、
やってみます。

もし書き上げられなければ、移行後のブログになるかも(笑)。。
マヌケだ~(ノД`)・゜・。


では、いかせて戴きます!










「水に流す ~② 時(とき)ぐすり




そもそも、なぜ水に流さなければいけないのか…
ということを、書いていて、あらためて考えました。

それは、怒りや憎しみを持って生きるのが苦しいということや、
そんな自分が嫌で、自己否定感につながってしまうこと、
そして、ほんとうは赦したいんだ…という気持ちがあるからなんだな…
と思いました。

先日、ブロ友さんの、ゆうさんの記事を読んで、
憎しみや怨念もまた、執着のひとつなのだろうな、と感じました。



クローバー


「執着を捨てる」

悩みの多くは執着によるもの
嫌なことや辛かったことを忘れられず
いつまでも引きずってしまう
必要のないことを必要と感じてしまう錯覚をする
これも必要のないこととして捨てられれば
へんに苦しむこともない
過去の執着が手離せないと
苦しみ続けるだけ
無駄なものが減ると気分もすっきりする
この感覚がわかってくると
過去の執着を手離すことも容易になる
悩みを減らすためにも捨てるのは効果的と思う


(2019/7/6(土) )



三日月



2019/8/18(日)の記事、
「元気になろうね!①」で、私はこのように書きました。



『 私は、嫌なことを、後生大事に抱えて生きてきたような気がしました。

苦しいことにフォーカスを当てていたら、楽しいことが、目に入らない。

私は、幸せになりたいと切望しながら、恨み言や、口惜しさとか、怨念とか、
そういったものを濃厚に身の内に育てていたのかもしれないな、と思いました。

絶対に赦さない、と誓った出来事がありました。
それは、私にだけでなく、私以上に、母や祖父母に、悲しい悲しい悲しい想いをさせて、
のうのうと人を踏み台にして、そのことにも気付かず、奪い続け、
笑っている人たちのことでした。

でも、近年、その人たちも、自分と同じ未熟な人間で、
学んでいる道の途中の魂なのだ、と感じたことがあって、
また、したことは、いずれ自分に返ってきて、学ぶように出来ている、
という考え方をするようになって、
いつか必ず母に泣いて謝らせると誓っていた想いが、
ふと、ほどけたのを感じた瞬間がありました。 』


三日月



この、「絶対に赦さない」と誓ったのは、私の母たちへの愛情と、
母が、私に「もう忘れなさい、あんたが苦しむだけだから」と言いながら、
そのときのことを話し始めると止まらない恨みつらみを、
私が延々と聞き続けてきたことが、母自身、ほんとうは忘れられてないこと、
悲しみがまだべっとりと、ぐつぐつと燃えている証明で、
これが癒されるには、彼らに謝らせなければいけないのだ、と思い、
私はその時が来たら、絶対に、謝らせるんだ、と誓ったのでした。

でも、このスタンスが、最近変わってきて、
彼らが自分たちのしてきたことを受けとめる準備が出来た時、
私たちの気持ちが理解できるように、伝えよう、と思うようになりました。
その時がくるのを、信じられるようになりました。
長い時間をかけて、少しずつ関係性が変わってきたからかもしれません。

執着から、理解という解放へ、一歩進んだような気がしています。

なぜそんな心境になったかは、ひとことでは言えないけど、
もう20年以上経ってることで、怒りのマグマの火勢が弱まってきたことや、
経験したこと、見方が変わってきたことなどもあると思います。

執着には、時薬(ときぐすり)が必要なこと、大きいと思います。

深いものは、うすらいでこないと、難しいもののように思えます。



クローバー


ゆうさんのもうひとつの記事です。



「まぁ、いっか」


こうあるべきなどと思うと
窮屈な生き方になっていく
ちゃんとしなければと自分を縛るもの
そうなると自分を愛せないだけでなく
他人にも厳しくなってしまう
こうしたらこうなると暗示して
楽に生きられなくなっていく
何事にもまぁ、いっかと思えれば
自分らしく生きられる
我慢をするのではなく
すきにしたらよい
固定観念にとらわれることなく
まぁ、いっかと思えれば楽になる


(2019/8/12(月) )


うずまき



私はこの記事に、このようなお返事をしました。
情けないことを書いてますが、恥をしのんで載せます笑い泣き




ゆうさん、こんにちは。
まあ、いっか。
いいですね!!爆  笑グッ
聞いてるだけで、楽になります。
窮屈で自分を縛る考え方、あるあるですね。

 今思い出したのは、中一の教室の、とあるワンシーンでした。
私は家から持ってきた、小さな美しい焼き物の花瓶に椿を、
一輪差して、教壇に飾りました。
そしたら、男の子がふざけて遊んでて、
その花瓶を落として割ってしまいました。
一瞬、割れたその音に、教室はしーんとなりましたが、
私は黙って花瓶を片付け、花もどうにかしたのだと思います。
男の子は謝らなかったし、片付けもしませんでした。
                       
私はムカムカしていたし、とても悲しかったです。
学校というのは、無法地帯だと思っていました。
掃除も真面目にやる人とやらない人がいて、
私は母に厳しくしつけられたので、そういうことが我慢ならなくて、
また、母が、いつもごはんや掃除や子育てやお姑さんづきあいをするのに、
なんでこんなことばかり女がやらなきゃいけないんだと、
「働かざる者食うべからず」、と家事をしないと怒られて育てられたので、
結婚は女を縛るものなんだと自然にインプットされ、
掃除やごはんを作ったり、子育てを、楽しんでやるとか、
喜びを感じるものだと想像もしませんでした。
結婚、したくないな、と思いました。

 花瓶を割った男の子、きっと、心の中で、すまないな、と思ったと思います。
でも、私の態度が、彼を謝らせなかったのだと思います。
私の空気が彼を冷たく責めていたから。 削除

そんな自分の心の狭さが私は嫌いでしたが、
後々、家事を楽しく子供とやっている友人を見て、
ああ、あの私は母の価値観のコピーだったのだ、と思いました。
母は頑固ですが、母は母のよさがあり、
私は「まあ、いっか。」の要素が、
実はだらしないほど、たくさんありました。
私は私らしく、でも、母のしっかりしたところを見習いながら、
人に優しく、自分に優しくしていきたいです。
自分を律するなら、そういう面を律したいです。
私が苛められたのは、そんな可愛いげのない、
優しくないところがあったからかな、とも思います。
中二のクラスで、件の男の子に、私は見事に苛められたのでした。
苦い思い出ですが、まぁ、もう、いっか。 削除


晴れ


めっちゃ恥ずかしいです。
なんか、話、途中で脱線してるし笑い泣き

でも、書いてみて、
小さなことから大きなことまで、心の押し入れの中にはいっぱい、
もうとっておかなくてもよくなったものが入ってて、
この出来事も、私の中で「恨み」と分類テープが貼られて、
保管されていたんだなあ、と思いました。

これを
「もう、いっか」の箱に移す。

そんなふうに、時が経って、自分にとって、ほんとは必要のないものを、
思い出した折、整理して、終わっていくといいんだな、と思いました。
まだ出来ないことは、無理に断捨離しないで、
しぜんにそうなるのを待てばいいのかもしれない、と思いました。


岡野玲子さんの「陰陽師」という漫画で、
主人公の晴明が長年苦しんでいた、絡みつく兄弟子の情念、
それが、しぜんに洗い流されたシーンに泣きました。

流そうとしても流せず、
でも、懸命に自分のなすべきことに向かって生きていたら、
期せずして、それが起きたのでした。


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(「陰陽師 8 太陰」より / 岡野玲子)


変わろうと思っても変われず、でも、変わるまいと思っていても、
振り返ってみると、過去の自分と変わっている自分に気付く。

一生懸命生きることが、
癒しや、理解や、解放を与えてくれるのかもしれないですね。


また、私の執着や、恨みが深くなるのは、
孤独ゆえの、情の深さがあったのかもしれないとも思いました。

私は、じぶんの涙を、ぜんぶ救い上げてくれる存在が、
ずっとほしかったのです。

だから、人のなかにさみしさを見ると、じぶんのさみしさと重なって、
なんとかしたいと思ってしまいました。

この詩は、20代の頃に書きました。


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「Maria」


私は、ずっと、マリア様に憧れていました。
人の悲しみに寄り添える、
慈愛に満ちた人間になりたいと、ずっと思ってました。

ゆうさんが、このような記事も書かれていました。
を読んで、メッセージをくださったのだと思います。



ガーベラ


「わたしとあなた」

わたしはわたし、あなたはあなた
周りに振り回されて生きるのは
自分をどれだけ傷つけるだろう
まずは自分を大切にしてこそ
人を大切にできるもの
与えるばかりが愛ではなく
対等な関係を求めてもよいように思う
ただ、強要してはならない
何気なく触れ合えたら素晴らしい
わたしはわたしのことをして
あなたはあなたのことをすればよい
その中で共有できるものが見つかればよい
すれ違ったとしても仕方ない

(2019/7/29(月) )


※(ゆうさんは、ヤフーブログ終了後、アメブロに移行されます)

(ヤフーブログ・コメント込み保存用fc2)


ガーベラ


私は、こんなお返事をしました。



ゆうさん、こんにちは。
もしかして、記事を読んでくださったのかな、と思いました。
20代の終わりの、とてもつらかった恋愛のことを思い出しました。
好きだった人が、別の女性とつきあっていたけど、
その女性は、その男性も含めて、
いろんな男性の家を転々として暮らしていて、彼は傷ついていました。
私は彼を尊敬していて、ある時、
私に足りないものを教えてほしいと聞いたことがありました。

そしたら、「とことん相手の気持ちになれたらいいね」と言ってくれました。
私はなかなか相手の気持ちになれないから、
出来る人になりたいと思ってがんばっていたら、
いつの間にか、彼にとって、都合のいい女になって、
自分はぼろぼろに傷ついていました。

 自律神経がおかしくなって、物理的にもたなくなってお別れしたのですが、
その時、彼は私のことを、マリアさまみたいだと思ってたと言ったけど、
「そうなりたかったけど、私は人間だったよ」と答えました。
                       
彼を私は人間として堕としてしまったし、
元々はあった、尊敬しあえる対等な関係を壊してしまいました。
愛することは与えることだと思い込んでいたけど、
本当の意味では与えていなかったんだと思います。
本当にそれが愛だったら、私は傷つかなかったと思います。

 今は、その経験があってよかったと思っています。
相手の身にとことんなってみるという大切さも解ります。
ただ、バランスとか、自分も大切にすることとか、
その時その時状況は違うし、客観的に見てみたり、
孤独に耐える力を信じることや、鍛えられていることを想い、
祈れたらいいと思います。

ガーベラ


人間は、マリア様にはなれないんだなあ、
私は人間なんだなあ…

と、思ったのでした。

今は、まあ、腹は立つけど、自分に必要な経験だったと思ってるし、
そういう経験をしたくて、その人と出会ったのかもしれないな、と思っています。
気持ちよく感謝、とは言えないけど、
出会えてよかったと思っています。


「わたしとあなた」

それは、決して

「あなたとわたし」ではない。


「わたし」がいて、「あなた」がいる。
その孤独に耐えながら、その素晴らしさと、自分と人を、
愛せるようになりたいです。



イメージ 7
(以前作った、マリア様のネックレス)



三日月


嫉んだり、怨んだりしたくない。
優しくありたい。
かといって、重くなく…
人間に可能なそれって、どういう存在なんだろう…

そう思ってる時に、こんな記事に出会いました。



イメージ 6
(読売新聞)



やさしく、ほがらかに。


…いいなあ~爆  笑

可能そうだけど、でも、実は、難しいのかもしれない…

でも、そんな人になりたいなあ…

私は狭量だから、おおらかにとらえられるようになりたいと、
思うようになりました。

それには、物事や人の、いい面を見ていったらいいのかな、と思いました。

未熟な面は、お互い様って。



流れ星キラキラ


ブロ友さんの、solaさんをご紹介したいと思います。

時間というやさしい空気をまとい、
そっとやわらかなこころを、届けてくださる詩人さんです。

お花や空や、何気ない、愛しい日常を切り取った写真を撮られ、
ものごとを浄化する、優しいフィルターを持ってらっしゃいます。

心の奥深さは、暗闇を知っているから。

涙を包み紙にかえて、
ほろ苦い、薫り高い珈琲キャンディを、「はい」って。


いつも、どんな想いも、

手にとっても痛くないように、考えてるsolaさん。



クローバー



「届かないポスト」


いつもの
郵便ポストに

ポトン

今度こそ 
届きますように

願いを込める


でも本当は
わかってるんだ

その願いは
絶対に叶わない…って


だって
このポストは


『届かないポスト』


届けたいけど
届いてはいけない想い

言いたいけど
言ってはいけない想い

やり場のない想いを
受け止める

言霊の保管庫


投函したらもう
戻せないけれど


そこにあるだけで
いいの

ポストの中に

いてくれるだけで
いいの

私の中に
留めていたら

一人ぼっちの
ままだから…


温かなポストの中で
仲間に囲まれた君

いま君が

笑ってくれていたら
嬉しい🍀

(2017/11/3(金) )


solaさんは、アメブロに移行されました照れ

「Sola's Nostalgic World」
https://blogs.yahoo.co.jp/nostalgia_70_piko


クローバー


私が溜めてきた想いとは、きっと全然ちがうけど、
solaさんは、こんなふうに、心のポストに入れている。
ポストに想いは、いっぱいたまってる…

そして、お互いを、あたためあっている…
そんな発想が、solaさんらしく、ステキだなあ、と思いました。

いろんな理由があって、外に出せず溜めてしまう想い…
それらは孤独なはずだけど、
たまればたまるほど、豊かに、暖かくなる…

そういうことも、人は出来るんだなあ…

と思いました。


人にはいろんな面があるけど、

だからこそ、一面だけじゃないから、面白い。

自分を責めずに、面白がるくらいの気持ちで、

自分に接してあげたらいいのかな。照れ



怨念くんたちも、そしたら楽し気に、ぶーぶー文句言って、
最後に笑い疲れて、寝ちゃうかもしれない。


でも、もし、つらくて、悲しくて、
どうしても赦せなくて、苦しい想いがあったら…

その暗い道のりを、時ぐすりが寄り添って、
癒されるまで、いっしょに歩いてくれるのだろうと思います。


その道のどこかを、私も歩いています。

道には、かわいいお花も、咲いているかもしれないです。


生きていきましょうね。





コーヒー






また長々と、読んでくださって、ありがとうございました。

書くことって、恥をかくことだって思います笑い泣き
でも、しかたないです。

書いていくことで、見つめたり、考えたり、整理したり出来るから。

そして、分かち合うことが出来るから。

つまらなかったら、ごめんなさいアセアセ

でも、ありがとうございました。


次は、「水に流す」のラストです。

明日載せられると思います。

そのあと、二つ記事書いて、このブログを終了したいと思います。


もう少し、よかったら、おつきあいくださいね。

ほんとうに、ありがとうございました。



 ガーベラ つづく!ガーベラ











こんにちは。爆  笑

連投していますが、毎回読んでくださって、
本当に、ありがとうござます。

私はあまり訪問者のところを見ないのですが、
先日見たら、なつかしいお名前がたくさん載っていて、
とてもうれしく、励みになりました。

大きなテーマをあと3つ、
それぞれ、さらにテーマ別に、書いていこうと思います。
いったい、いくつ書くんだか??笑い泣き

ブログを始めた自身への、落とし前をつけるというか(笑)、
みなさんと関われた感謝の気持ちと、
ブログを通して学んだこと、贈られた気持ち、
そういったものを綴って、3年半のブログ生活に、
幕を下ろそうと思います。
(終了しても、ご訪問は時々させて戴きますねウインク

きっと簡単には落とし前をつけさせてくれないと思いますが、
がんばりますので、
最後までお付き合い戴けましたら、恐悦至極!でございますえーんラブラブ


まずはとにかく出してしまわないと(笑)、という焦りがあって、
感謝の気持ちに浸りながら、コメントのお返事をしたいのですが、
難しい時があるので、お返事が遅れがちになってしまうかもしれません。
そのときは、ほんとうに、ごめんなさいえーん
でも、ほんとうに、うれしく読んでいます。
机の上に、お花を飾って、眺めながら書いてる気持ちです。

とにかく、とにかく、書いてみます!!!

なにか、心に届くものがあったら、うれしいです!!!爆  笑ラブラブラブラブ








「水に流す ~①自分を入れる袋~




過去記事、「ここにいていいんだよ」
http://blogs.yahoo.co.jp/bella_lotus88/14053826.html

で、私が部屋のすみに、等身大の蛇を見た時に、
それを私だ、と言った友人のことなのですが、
彼女は染色作家で、占い師でもあり、
人を見た時に、模様や色や柄が浮かぶのだそうです。
その能力を生かして、
一時期「自分を入れる袋」というものを作っていました。

傷つきやすい、大切なものは、
持ち歩くとき、包んだり、巾着(ポーチ)に入れたりしますよね。

「自分を入れる袋」というのは、
人のエネルギーを染色で表現し、縫製して袋にして
その袋を使いながら、自分というものを認識することによって、
自分自身を、布でやさしく包むように、とても、とても、大切にしよう。
…というコンセプトの、気付きと癒しの、彼女独自のアート作品なのです。
(なんて素敵なんでしょう!!!)

彼女がその仕事を始めた時、私も注文をしました。
そして、手渡されたのが、こちらです。↓

(…といっても、写真は現在のもので、何年も使用し、
布が擦り切れるまで使ったので、一部、柄がなくなっていますがアセアセ



(外側 表)イメージ 1



(外側 裏)
イメージ 2



(内側 表)
イメージ 3



(内側 裏)
イメージ 4



そして、この作品に寄せて、このようなお手紙をくださいました。

イメージ 5

イメージ 6



ちなみに、「外側・表」のピンクの色は蓮なのですが、
せっかくの蓮の絵を分断して、一部だけを使ったそうです。

「え~、その蓮、見たかったなあ、
切らないで、そのまま使ってくれればよかったのにー(T_T)」
と言ったら、
「だって、大きすぎて、○○ちゃんが受け取れないんだもん」
と言われてしまいました(*_*;

私が自分の女性性を受け入れられず、
一部しか使っていないから、そのようになったとのことでした。残念!!!チーン

そういえば、このブログの私のアイコン、蓮なのですが、つぼみです(^_^;)
でも、そろそろ開く時期なのかなあ、と思います。
女性性って、恋愛だけでなく、さまざまな要素があると思います。
せっかく持っている、自分の資質、
否定したり、卑下したり、認めなかったりしていたら、
もったいないですね。
今度こそ、大きなピンクの花、咲かせようと思います。(*´▽`*)ガーベラ

そして、受け取れなかったものが、もうひとつ…

それは、「外側・裏」の模様なのでした。

擦り切れて、もうどんな絵なのか分かりませんが、
なんとなく、雰囲気だけでも伝わったらと思います。

「二度とこんなに真っ黒には染まらない」と言わしめた「黒」。
私は、それは、自分の「闇」なのだと感じました。

そこにあやしく咲く、血のような、赤い赤い蓮…
彼女は「ねはんの光」と書いてくれてるのに、
私には、情念や、苦しむ怨念のように感じられました。
この面を見た時に、手が震えて、ただ見つめるしかありませんでした。

受け取れない…

すると、彼女が、
「えー?なんで?私そこ、いちばん気に入ってるのにー」
と、言うのです。

それは彼女の思いやりだったのかもしれませんが、
ほんとうに、気に入ってるようでした。

でも、私には、これが「自分」だと公言して(そういう気持ちで)
みなに見せて歩くのは、とても恐ろしく、出来ない…と思いました。

けれど、この面をこそ、私は見せて生きよう、と思いなおし、受け取りました。
一生懸命作ってくれたものを、返すわけにもいきませんし…

それで、この「外側・裏」の面を、「外側・表」として身に着け、
自然、それに似合う柄や色の服を選んで着て、
それに似合う髪型になり(最後はほぼスキンヘッドになりました笑い泣き)、
そしたら、見せたくないものを「隠そう、隠そう」という自分から、
髪をはじめ(笑)、いろんなものが落ちてゆきました。

そんな私を、「きれいになったね」とか、
闇に咲く蓮の面を、「美しい」と褒めて戴いたり、
(アーティストの彼女の作品だから、もちろん美しいのですが、
認めてくださる、という意味で)、
だんだん、自分を否定的に捉える認識が変化して、
自分であることを、肯定できるようになっていきました。

そして、人生でいちばん短い髪になったとき(笑)↑、
写真を撮ったら、なんと、首の後ろから光が出ていて、
この時期、霊視をされる方に、後光が出てる、と言われました。
そして、先の記事で書いていたチャネリングセッションで、
「劣等感が消えるというのは、なんて人を美しくするのでしょう」
と、言われました。

私はみそぎをしたのだろうな、と感じました。
私が後光がさす人になったというのでは決してなく(今は出てないし(笑))、
そのとき、そういうことが起こった、ということです。

不思議ですが、見せたくないもの、見たくないものを認める、
ということは、一見、闇を解放することのようでいて、
ほんとうは、光を解放することなのかもしれない、と思いました。


そして、タイトルの「水に流す」ですが、手紙のなかで、

「蛇か龍が、長く生きて、虹色に輝いて、水に流している」

と書いてもらえたこと。

蛇は私にとって、怨念の象徴。
(この苦しみを、いつか水に流せるのだろうか…)
とても長い道のりに思えましたが、彼女が与えてくれた希望は、
私が克服していくテーマに、立ち向かってゆく勇気をくれました。

また、この袋はリバーシブルだということ、気が付かれましたでしょうか…

彼女が、私の袋が難しいと笑い泣き、制作時、うんうん言ってたら、
旦那様が、「リバーシブルにしたら?」
とアドバイスくださったそうです。

私は、色や柄もさることながら、
この「リバーシブル」ということに、深く救われました。
夜の山道で迷った登山者に、道しるべが現れたかのようでした。

傷つきたくないがために、言えないことの多い私は、
自分のことを腹黒いと、ずっと思っていました。
内に溜める性質は、自分を守っているようで、私を傷つけ続けていました。
内側にある、私の芯は、ドロドロで、最も醜いものと思っていました。
だから、「私は醜い」と思っていました。

でも、さまざまな自分の要素を「使うもの」として客観的に見て、
手に取ったとき、
それぞれに善悪はなく、「ただそういうもの」として映り、

裏も表も、内も外も、全部使える。
表は裏になり、時によっては裏が表になる。
内側が外側になり、外側が内側へと変わる。

その、それぞれの要素と共鳴するものが、この世にはある。
組み合わせの妙で、美しいものが、表現できる。

自由に、そのときに応じて、
自分のすべての要素が生かされる…
閉じ込めなくて、いいんだ!!!!!
ぜんぶ、わたし、ぜんぶ、私で生きていいんだ!!!!!

…と、これまでになかった発想に、赦されたような、
ほんとうに、啓示を受けたような気持ちになりました。

バッグを持って、私はおいおい泣きました。

ほんとうに、すばらしい贈り物をして戴きました。


たくさんのお守りも、今も守ってくださってると思います。
お金持ちではないけれど(笑)、
体は不自由なのに、生きていられるし、ほんとうに、ありがたいです。


以来、「水に流す」というのは、ずっと私のテーマとなり、
負の感情とつきあい、向き合うことに、
勇気と希望を与え続けてくれているのです。


いつか、彼女が、あの漆黒に咲く蓮を、
「ねはんの光」と言ってくれたように、あの柄が見えたら…


そのときを楽しみに、がんばろうと思います。










お読みくださって、ありがとうございました。爆  笑

ひとつめのテーマの、「はじめに」みたいな記事でした。


次は、悲しみとか、恨みとか、苦しみとか…
どうにもできない感情との、つきあい方の変遷や、
今の自分についてなど、書きたいと思います。

タイムリミットがあるので、どんどん載せていきます笑い泣き

リハビリも、病院も、休んでます、いいのか?私?!

いいんです。

こういう時だって、ありますよね!爆  笑

母が落ち着いてくれているのが、ほんとうに有難いです。


みなさまも、よい時間をすごせているといいな。照れクローバー





つづく











キラキラ「スケート愛!!!~③ 高橋大輔選手~」キラキラ



こんにちは爆  笑

ようやく最後にたどり着きました。

楽しんで戴けたら幸いです!!!







高橋大輔選手



キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ(*^。^*)/キラキラ

高橋大輔選手です!!!
昨年から選手です!!!(笑)。

この夏、彼は、宮本亜門さん演出のミュージカル仕立ての
アイスショーの主役をされましたが、
ほんとうに彼は、アクターだな、と感じます。

どの演技を見ても、それぞれが別人で、
スケートを見てるのか、演技の人物の人生を見てるのか…
始まったと思ったら、あっという間に終わってしまう、
毎回引き込まれ、濃厚な世界に連れ込まれてしまいます。
そんな演技と、音楽と混然一体となった、彼の舞が大好きでした。

誰もが記憶に焼き付いている、
バンクーバーオリンピック、銅メダルの「道」。

でも、私はそのあとの世界選手権の演技が大好きで、何度も見てしまいます。
特に、フィニッシュのスピンが、下から徐々に上がってゆくところが、
オリンピックの時とは変わっていて、
希望に向かって光をつかむイメージが強く、また全体を通してのびのびしていて、
大輔さんが、より集中して気持ちよく滑っているのが心地よいのです。

よろしかったら、ご覧ください爆  笑


オリンピックイヤー 2010 世界選手権 フリー 「道」

https://www.youtube.com/watch?v=s2rwllWVmS8


オリンピックでカッコいい演技を披露した後、翌シーズンは、まさかのマンボ!!! 

「ウーッ!!」


花輪くんもかくやという前髪に笑いを誘われつつ、
とても試合とは思えない、楽しい演技に会場全体が引き込まれてしまいます。
絶品のステップを、みんなが待ち焦がれて、
今か今かとわくわくする気持ちが伝わってきます。

彼は、演技をしない。
その人物になり切ってしまっているのだと思います。


イタリア放送局   2010 NHK杯 ショート 「エル・マンボ」




次は、ニコニコ動画から。

何度見ても飽きることがない…
なぜなら、お前らの愛で見えないから(笑)。
…って、なんのことだか分かりませんよね。ニヤリ


「In the Garden of Souls」というプログラムなのですけど、
「ゾーン」というものを、この目で見ることが出来ます。
その凄い奇跡の映像なはずなんですが…
そこはニコ動、書き込みがある…笑い泣き

ファンの愛がすごすぎて、文字の洪水で、見、見えなーーーーーい!!!!!!!

画面右上の、吹き出しマークのところをクリックして頂くと、
コメントが消えて、演技だけを純粋に見ることができます。

でででででも、書き込みが面白すぎて、読みたくなっちゃう~~~~~!!!

二重の意味で、元気を与えてくれる動画です!!!!!



2011 NHK杯  ショート 「 In the Garden of Souls」


心の準備をして、クリックしてくださいね!キラキラ




次は、笑いの(?)世界から一変、情念の世界です。
「道化師」というプログラム。

こちらはオペラの作品で、
浮気した奥さんと相手の男性を、道化師が殺してしまうという悲劇の物語です。

全日本選手権の映像が、よく使われますが、
私はジャパン・オープンの演技が、胸に迫ってきます。

動きが、ひとつひとつ、気持ちが入っているように感じ、
また、体のラインがきれいに出る衣装で、より道化師らしく、
情念の世界を演じ切ってらっしゃるように感じます。
見た後、一編の映画を見たような気持になります。


2012 ジャパン・オープン フリー 「道化師」

https://www.youtube.com/watch?v=mpnqbZsg_cM&t=118s



いろいろあった、ソチオリンピックのショートの曲、「ソナチネ」。
経緯はどうあっても、彼と振り付けの宮本賢二さんが、「いい」と選んだ曲。
私も好きでした。

NHK杯の時、ものすごい集中力で、
演技を終えた時、
これは最高の演技なんじゃないか??
ここでピークを持ってきてしまったら、オリンピックはどうなっちゃうんだろう…
と、心配になりました。
モロゾフコーチが泣いていました。
ほんとうに素晴らしかったです。
そして、ほんとうに、ここがピークになってしまった、
それから幾日も経たない、彼の膝の悲報に愕然としました。
でも、この演技の素晴らしさは焼き付いて、こころから離れることは、ありません。


2013 NHK杯 ショート 「ヴァイオリンのためのソナチネ」


そして、次は、私が愛してやまないプログラム、ローリー・ニコルさん振り付けの、
「ビートルズ・メドレー」です。

以前鶴瓶さんが、「高橋大輔のスケートには愛がある」と、
おっしゃられていたのですが、私も常々そう感じていました。
温かみがある、というのか…彼のスケートを見てると、
幸せな気持ちになるのです。

動画のインタビューで、「何を考えて滑っていましたか?」という質問に、
  「ジャンプのことだけ考えて…」と答えられてますが、
(おそらくインタビュアーは、応援してくださった方への感謝の言葉を期待してたと思うのですが、そこは大ちゃん、さすが空気を読まない!!!爆  笑ラブラブ
私はこのスケートは、愛以外の何者でもなかったと感じます。

特に、5:00から始まる「The Long And Winding Road」には、
涙があふれてしまいます。
考えなくても、彼自身の素直な気持ちが、
みんなスケートに表れているのだと思います。

もしかしたら、この演技が、私のいちばん好きなスケートかもしれません。
そして、この美しく、あたたかなプログラムを生み出した、
ローリー・ニコルさんの深い愛情にも、敬意を表します。


2013 NHK杯  フリー 「ビートルズ・メドレー」

そして、最後は、ソチオリンピックの演技です。

私は大輔さんの、演技の始まる前の表情が忘れられません。
他の選手は緊張でこわばっていたり、深い集中に入っていたり、
それでも意識は、会場にあるのですが、
この時の彼の表情は、どこか違う次元にいたように感じられました。

NHK杯のとき、
「The Long And Winding Road(長く曲がりくねった道)」の、
上記の動画の5:09、審査員席の前を、彼が鮮やかに駆け抜けて行ったとき、
私は涙がぼたぼたと、こぼれてしまいました。

ああ、大ちゃんが、行っちゃう…

彼が現役を去るのはオリンピックが終わってからだと思っているのに、
なぜか、ここで終わりだ、という感じがしたのです。

偶然だったかもしれませんが、
彼の魂が、現役最高の演技をここで見せてくださって、
さよならを告げられたのだな、と私は勝手に思っています。

だから、オリンピックのとき、彼はボロボロの体で、
どのように、そこに在るのか…
私はとても怖かったし、ひたすら祈り続けてました。

そして、リンクの真ん中に立った彼の表情を見て、胸を打たれたのでした。


イメージ 1


…なんて美しい、まなざしなんだろう…

そう思いました。

勝敗とか、成功とか、失敗とか、そういうのと違うところで、
ここに立ってらっしゃるのだな、と感じました。

のちに、このときの演技について、

”あれはふしぎな体験だった”

と話されています。

ゾーンでもないし、いつものお客さんと一体になってる感じでもないし、
会場と自分との間にうすい膜があって、とても静かだった。

ただ、前へ、前へ

それだけを思って滑っていた。


…と、おっしゃっていました。


このとき、大輔さんに何が起きていたのかは分からないけれど、
目の透明さが、魂の美しさを映しているようで、泣けてきました。

ドキュメンタリーで、膝から水を、太い注射器で、
毎日、何本も抜いていました。
よくあんな演技ができたな…と思います。


今回書かせて戴いた3人のスケートを通して、思い出した方がいました。

ずいぶん前に書いたのですが、ソチの演技をご覧になる前に、

読んで戴けたら、幸いです。







2007/09/04(火) 「美」の力


私は「美」についてちゃんと考えたことはありませんでした。
でも、一昨日、具志堅幸司(ぐしけん こうじ)という、
ロス五輪でメダルを5個取った体操選手の番組を見て、
(ああ、そうか...)と思ったことがあったので書くことにしました。

この方はとても感じやすい方で、揺れやすく、
本番で失敗してしまうという弱点を持っていました。

アキレス腱を断裂したり、モスクワ五輪出場が決まっていながら、
選手としてのピークの時期に日本が出場を棄権したり、
さまざまなことがありましたが、困難を乗り越え、
当時はまだ珍しかったイメージトレーニングを取り入れて、
自分の弱さに勝ち、心と技と身体を鍛え、
ようやく金メダルを手にしました。

その方がメダルを意識しすぎて
体操が出来なくなった時期について話していました。

心配した体操とまったく関係のない高校の恩師が、
彼を京都に呼び寄せて能舞台の上に立たせたそうです。

「そこに立った感想はどうだ?」

その能舞台は、神様が祭られている奉納のための舞台だったそうです。

「能を舞う人は、舞う時に金メダルなんか考えない、
ただ神に奉納するためだけに、最高の美を舞うのだ」

と思ったそうです。

そして、またこの先生は

「一流と言われる人の舞台を見ろ」

とも助言したそうです。

具志堅選手はさまざまな一流人の舞台を見て、
ひとつのことに気づいたそうです。
舞台の人が歌ったり、話したりする、
そのことに笑ったり拍手している自分が知らず知らずにいることを。
そして、それは「間(ま)」だということを。

具志堅選手は演技の中に静と動を意識的に取り入れたそうです。
すると国籍を問わず、彼の演技の最中に拍手がわき起こるようになり、
特に映像の中の、ぴたりと空中で静止して見せる「十字懸垂」は、
スポーツなのに美しい祈りの白い十字架を見てる気がして、
涙が出てしまいました。

最後のロス五輪の床運動では失敗や成功よりも
「美しい演技をしようと思った」そうです。
「神への奉納」をしようと思ったと。

メダル争いを超えて展開される演技はのびのびと、いきいきしてて、
最後のフィニッシュへ入る直前の表情が、
何かを決めた迷いのない透明な強い目で、
身体もすっと清々しく開いてて心にまっすぐ飛び込んで来た。
それを見た瞬間涙が溢れてしまった。

美しい、透明な気合いの入った彼の演技は
もちろんスタンディングオーベーション。

金メダルだった。

国の違いを超えて、感動がさまざまな人の心をゆさぶった。
それは芸術であり、決めた強いまっすぐな心であり、無心であり、
自分のなかの、最も美しいものへと奉納された演技だったからだろう。

神への奉納って、なんだろう...

場内の観客の拍手や笑顔を見ながら(神は人のこころに宿るのだ...)と感じた。
心の中の、清らかな美しいものが共鳴するから、人びとは感動する。
美しい部分が震えると、涙が出る。
なんだかよく分からないけど、泣けてくる。

美しいものは、自分の中の美しさ、かみさまを思い出させてくれるんだろう。
こんなふうに多くの人のこころを動かすことの出来る美というのは、
ほんとうに素晴らしいなあ、と思いました。






スケーターの演技に幾度も涙を流してきましたが、
みなさん、応援してくださる方への感謝を口にされます。

無心で演技をすることや、支えてくださる方への想い、
それは、人のもっとも美しいこころのお社(やしろ)へと、
届けられているのかもしれませんね。




クローバー



それでは、画像に移りますね。ニコニコハート

解説は、大好きなジョニー・ウィアーさん(やわらかい声の男性)、
翻訳は出ていませんが、とても親愛にあふれた解説でした。

演技は完璧ではないけれど、
じぶんの出来る中で、必死で最高の演技をしようと
ただひたすらに滑る彼の姿に、またひとつ、美を見出しました。



2014 ソチオリンピック フリー 「ビートルズ・メドレー」




大ちゃん、あなたの進む道に幸あれ!



~ Thank you for the Figure skate!! ~









以上でロータスのスケートのお話、終わりです。

たくさん読んでくださって、ご覧くださって、

ほんとうに、ほんとうに、ありがとうございました。

(疲れたでしょう?(笑)。まあ、お茶でもどうぞピンクハート



お団子お茶バースデーケーキコーヒーりんご



次の記事は、再生への願いをこめて、

書こうと思います。

あとわずかでブログ終わりますけど、

がんばって書きますので、読んで戴けたら幸いです。


それでは、また!


みなさんも、お元気で、すごされますように。流れ星キラキラ








キラキラ「スケート愛!!!~② 浅田真央さん~」キラキラ



こんにちは。爆  笑

①に続いて、今回は浅田真央さんです。
私が何度も繰り返し見て、たくさんの力を戴いてきた演技を
ご紹介したいと思います。

真央ちゃん(真央ちゃんと呼ばせて戴きます爆  笑)のファンの方は
たくさんいらっしゃいますし、
何をいまさら、ということも書いてますが(笑)、
書かずにはいれませんでした爆  笑ラブラブ

いろいろ大目に見ながら、真央ちゃんの演技をご覧戴けたらと思います照れ







浅田真央さん



初めて真央ちゃんの演技を見て泣いたのは、こちらの↓試合でした。
トリプルアクセルを跳ぶ前に、転んであわや壁に激突?!
という危険なシーンがありました。
けれど、彼女は集中力を切らさず、美しいピアノの世界を滑り切りました。

最後のステップは、いのちの炎が燃えているようで、
どんな場面でも全力を尽くし、生きる美しさを見せてくれてるようでした。

失敗しても、そのあとが大切なんだ、
どう生きるかだ、と焼き付けられました。

浅田真央という人の魂を見た気がしました。



2008 世界選手権 フリー 幻想即興曲



愛するお母様を亡くし、痛恨の二つのオリンピックを越え、
体も大人の女性へと変化していく中で、
モチベーションが保てなくなって入った休養期間。

再びリンクに上がった彼女は、なかなか調子を戻せないで苦悩され、
思うようにトリプルアクセルを跳べない苦しみは、
日本中のファンが、心を痛めていたことと思います。

けれど、休養中に習ったという日本舞踊や、広げた見分、
触れ合った方々との交流から、
彼女のスケートが、さらに奥深く、美しさが増したなあ、と、
見ていて胸にしみこんでくるものがありました。

たとえ失敗しても、最後まで凛として前を向き、全力を尽くす姿は、
若いころの「幻想即興曲」の演技の時とまったく変わらず、
フリーの「蝶々夫人」は、曲の盛り上がりと共に、
蝶々夫人と真央ちゃんのいのちの炎がぶわっと放出される瞬間を感じて、
涙があふれてしまいました。
彼女のスケートは、魂をゆさぶる力があると思います。


2015 全日本選手権 フリー 「蝶々夫人」


次のシーズンも、同じ蝶々夫人で挑戦されました。
ふたつの演技を較べてみると、
どれほどの練習量、トレーニングだったか想像され、
それだけで泣けてきてしまいます。
世界中の人たちに、この演技を見てもらえたこと、ほんとうにうれしいですえーんラブラブ


2016 世界選手権 フリー 「蝶々夫人」

私は真央ちゃんが演技の後、うん、うん、と自分に頷く姿が好きです。
あくまでも、自分の内側との勝負。
そんなところも、大好きです。


時々テレビでも流れますが、真央ちゃんのシニアデビューの試合です↓
天真爛漫で、スケートが大好き!!!って体中からあふれてくるみたいです。
まるで羽がはえてるかのようなジャンプ。

真央ちゃんの滑りを生で見たことがあるのですが、
まるで氷が彼女を運んでいるかのようでした。
彼女のスケーティングは、氷との摩擦がいっさいないのです。
あんなふうに滑れるのは、真央ちゃんだけ!爆  笑
スケートの妖精のような笑顔に、こちらも自然と笑顔になってしまいます。
そして、このあとの苦難の道を思い、胸がいっぱいになってしまいます。


2005年 グランプリファイナル フリー 「くるみ割り人形」



現役最後の試合。
このシーズン、真央ちゃんは膝の手術をされて、
思うように練習が出来ませんでしたが、彼女はそのことを明かしませんでした。
私はこの作品が大好きです(あえて作品と呼びます)。

いろんなものを飲み込んで、
応援してきてくださった方への感謝が伝えられるような滑りをしたい、
と臨まれました。
どれほどの緊張だったかと思います。

なめらかな、しなやかな女性らしい動き、ハッとするポーズの美しさ、
世界観、流れるようなスケーティング…
彼女だけ別次元のようでした。
長い長いスケート人生の中で熟成された、かぐわしい美を見せて戴きました。

蝶々夫人の時もそうでしたが、
彼女はアスリートであると同時に、表現者でしたが、
真の芸術家になったのだ、と感じました。
ソチよりも、私はまさしく集大成、と感じました。
そして、最後まで挑戦し続けることを、彼女はやめませんでした。


現役最後の試合  2016 全日本選手権 フリー 「リチュアルダンス」




そして、やっぱり最後はこれしかないですよね!!!

2014 ソチオリンピック フリー 「ピアノ協奏曲第二番」

私はつらい検査や、厳しい現実に向き合わなければいけない時、
この演技を見て、泣いてから臨んでいます。

「真央ちゃんががんばったんだから、私もがんばれる!!!」

強い勇気と励ましを、世界中の人に与え続けている、
永遠の、魂のメッセージと思います。





(画像が多少荒いのしか見つけられなくて、ごめんなさいアセアセ


そして、現在。
現役時代出来なかったことに次々とチャレンジされている真央ちゃん。

こちらは、友人が行った、
震災5年後の盛岡で行われたNHK杯の、
エキシビションのパンフレットから。
写メ送ってくれました

「真央」という名前を持つ彼女は、きっと、
真の中心、軸、心のよりどころ、太陽のように照らす人なのでしょう。



イメージ 1





たくさんの感謝をこめて。


真央ちゃん、ありがとうラブラブ








お読み戴きまして、ありがとうございました爆  笑


スケート談義(笑)、ラストは、昨年選手に復帰された、高橋大輔さんです。


楽しんで戴けたらいいなあ。ハート