2月6日、久しぶりに麻布十番でランチを食べることにした。前回、蕎麦を食べたのは更科堀井だったから、今回は永坂更科、、、という訳ではない。どうしてもこの時期は永坂更科なのだ。
永坂更科の場合、定番は「御前蕎麦」が定番なのだが、この季節だからこその「鴨せいろ」なのだ。お店から見れば俺がネギを背負って来たようなものだろうが。
永坂更科の入り口はこんな感じ。


老舗の風格もあるが、清潔感あり綺麗な作り。店内は広くて明るい。



季節がら雛人形が飾ってあった。



2階は宴会用の座敷があり、母などは南山小学校の同窓会で何度も訪れている。
いつものように瓶ビールを注文する。すると蕎麦を揚げたおつまみと一緒に出てくる。これがビールにやはり合う。



しばらくすると、「鴨せいろ」が運ばれてくる。辺りが香ばしい香りに包まれる。ネギに焼き目が着いていてこれが香るのだ。気分も上がる。実物はこんな感じ。





まずはネギをいただく。香ばしさとネギの甘味が口に広がる。旨いなぁ。で、ビール。次に鴨をほおばる。肉厚もありとても柔らかい。鴨独特の油も控えぎみだ。でも、鴨の味はしっかりしていて旨い。噛めば噛むほど味が出る。で、ビール。吉田類の酒場放浪記風に言えば鴨の肉汁をビールで流し込む感じ。ここではネギも鴨も酒の肴なのだ。
そろそろ蕎麦を食べよう。つゆは濃厚で少し甘めの味付け。江戸っ子はこうでないと、と江戸っ子ではない自分が思う。細くてツルッとして腰のある蕎麦をおつゆに絡めて口に運ぶ。つゆと蕎麦が一体となって至極のひとときだ!更に蕎麦にネギや鴨肉を一緒に食べれば冬という季節に感謝したくなる。あっという間に食べ終わってしまうが、楽しみはまだある。
鴨の出汁の出たおつゆを蕎麦湯で飲めば格別だ。体も温まったところでごちそうさま。冬の鴨せいろはやはり絶品であった。