明日は長女の中学入学式。当初あまり真面目に考えていなかった全寮制の中学。この選択で良かったのか今でも自信がない。

普通の中学に行くよりは明らかに将来の選択肢が狭まっている。

自分の子とはいえ、一人の人間の人生を左右することを一人で決めたのは、中々にしんどかった。


そして、明日は妻から預かっていた、手紙?メモとペンダントを渡す日。

メモには18年7月10日に書いてるとあるので、死ぬ10日ほど前。でも、実際にはものを書く余裕があった最終日かも知れない。ノート一冊に最初の2,3ページ、生まれたときのことを書いて終わっている。本当はもっと続きを書く予定だったのだろうけど、病状の進行が予想外に急激だったから。。。

ペンダントはホイッスルになっていて、護身用にもなるんだろう。自分が子供を守れない分、ペンダントに託したんだと思う。


めちゃめちゃわがままで、自分勝手で半分厄介払いの様に全寮制の中学に行く君はどんな表情で母親からのメッセージを受け取るだろう。

母親が死んだとき、人の目がなくなった瞬間に大声で泣き出した君は、母親からのメッセージを受け取って何を考えるのか。