昔撮ったビデオをぼやっと見ていたら、子供たちの映像のバックに妻との何気ない日常会話が入っていました。


その会話の自分の声の雰囲気というか調子に心底びっくりしました。


なんというか、どこにも力が入っておらず、凄い自然な感じで会話をしていました。


自分にしか分からないかも知れませんが、今は全く違う話し方で、何かの役割を演じていて、話をしているという事に気付きました。


会社員であったり、主夫であったり、義理の息子であったり、父親といった役割です。


夫という役割も有ったのかも知れませんが、それは私にとっては演技しなくても出来る役だったんでしょう。


多分、素の自分で会話が出来る機会はもう無いのかも知れません。