
うちは物心ついた時からパパはおらず、こころと二人きりで暮らしてきました。
そんな生活をずっとしているせいか、
「それが普通」
と無意識に思っている節があるこころ。
「うちは母子家庭」
だったり、
「マイノリティー」
である事を若干忘れがちです。
しかし私立高校に入った事によって、生活水準の高い子と一緒にいる機会が多くなり、
ますます「母子」がこころの周りにマイノリティーになりました。
去年、英会話の授業で家族の人数を話す機会があり、
「2人」
と答えた所、
「自分を入れるんだよ! 」
とクラス中に笑われたと言います。
世の中には自分を入れても「2人」と言う家族単位もあるのだよ。
こころに非があることではないので、それをこころが気にしていたら申し訳ないと言う気持ちは持っているのですが、
現状は全く気にしていない様子なので救われています。
そんなこころなのですが、
昨日、授業で妊娠・出産のお話をされたらしいです。
「10代や20代前半でも妊娠・出産は出来ます。が、色々大変です。経済的にも大変になるし、20歳や21歳の妊娠ですと大学を辞めざるを得ない場合もありますから慎重に考えましょう」
と言った内容だったらしいのですが、
そこでこころ、ハタと思ったらしい。
ママ、22歳だったよね?
えぇ。
更に先生が追い打ちをかける。
「そういったケースの場合、離婚率も高くなります」
・・・・うち?
耳が痛いです。。。><
断じて申し上げますが、私は別にちゃらいわけでもイマドキにぶいぶい言わせていたわけでもございません。
地味で堅実に生きてきた反動で、何やらおかしな方向に事態が流れた時に止め方を知らなかっただけなんです。
いい意味で世間知らずで、悪い意味で人の話を聞かなかった。
今はそう思っています。
でも別にそれを後悔してるわけではなく、こころがそばにいてくれる事を良かったと思えるように生きてきたつもり。
でも生んだ年齢や離婚歴は消せないし、
もうこんなおばさんになったとしてもその事実で眉をひそめる人はいるんだけどさ。
もうそれ、仕方ないよな。
って思うことしか出来ません。
さっきも書いたけど、
誰よりこころがそれを「嫌なこと」だと思っては居ない事がせめてもの救いかなと。。。
こころが小さい頃は大変なこともあったけれど、
今はきちんと家庭の基盤も整っているし、私も社会的な地位も出来て、
こころにもそれなりの生活をさせてあげられている(と思っている)。
だから、普段は全く忘れている、
「マイノリティー」
を、学校の授業で思い出させられます。
「学校の授業で」って言う所がまたどことなく不思議な感覚。
授業でやるんだなぁ。。。みたいな感じで思います。
レッテル貼り、とまでは思わないけどさ。
確か中学生の頃の家庭科の授業でも、
「母子家庭は総じて所得が低くて貧困世帯が多い」
と教えて貰って帰ってきた事がありました。
1つの事実として話したに過ぎない事なのでしょうが、
これ結構ナーバスな所を突かれる子もいるんじゃないかなと思ったり。。。
これを教えられる数年前に海外旅行に行っていたり、
分譲マンションを買ったり、
その当時は早稲アカに通っていた事もあって、
「私、うちが貧乏だって思った事なかったや」
ってこころは言ってくれたけど、
(実際は世帯年収は平均以下だったし、低収入の部類に入ると思います)
ここまで母子世帯が多くなった昨今、
そう教えられて、
「そうか、うちって貧乏なんだ・・・」
と思いつめちゃう子はいないのだろうか。
「母子家庭=定収入」は一つの事実としては事実なのでありのままに伝えるべきなのか、
逆に
「そういうケースもあるけどみんな頑張ってるよ! 」
みたいな授業だと
「それでいいんだ! なんとかなるさ! 」
と子どもたちが思ってしまうのは違うような気もするのですが・・・
じゃぁどうしたら良いかと言う答えは見つからず、
なかなか難しいですね。
まぁ結局答えが出ないのですが、
最終的にいつも思うのは、
我が子が、
「母子家庭って貧乏らしいよ」
「若くして子供生むと生活が苦しいらしいよ」
と我が家にクリティカルヒットする内容をケラケラ笑ってオープンに話してくれる事が、
我が家の唯一の救いだなと思っています。