ユキまるの心霊体験その③ | (*・W・)まるまるタヌキ★

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更年期治療は2020年からだけど思い返せば30代後半から出ていた気が...。閉経前後5年??閉経前5年なんてとっくに過ぎてんじゃねーの、と思う今日この頃。ポンコツすぎて何が起きても不思議じゃないポンコツな日常‪ヾ(`・ω´・)ゞ

①と②はテーマ「心霊話」でご覧くだしゃいo(゚▽゚)o 身内ネタいきます。

ユキまるの父親は6人兄弟の末っ子。
姉・姉・兄・姉・・父…という順番で、次男である伯父の話をします。

伯父は東京でボーリングという穴掘りの仕事をしていました。
結婚しましたが娘が産まれる前に離婚し、姪っ子であるオィラを実の子のように可愛がってくれてました。
しかし、家系の遺伝なのか酒に溺れ、実家のある新潟に戻って1人暮らしし始めた矢先に入院しました。
末期の肝硬変でした。
当時、小学4年生ぐらいだったオィラは父方の祖母に連れられて伯父が入院してる病院へ行きました。
その頃、身近で亡くなった人がまだいなかったせいか死ぬということが理解出来ず、ただ大好きな伯父に会える…と病院に行ったのに。。。

帰り際、病院の玄関先まで見送りしてくれた伯父を別れた後に振り返って後姿を見たのです。
死ぬということが分からなかったはずなのに、病院の暗い廊下をトボトボと歩いてる伯父の姿を見て「もう会えない」と思って、でも思ったことを祖母に伝えちゃいけないと家に帰ってきて隠れて泣きました。

それから数ヶ月後、伯父は他界しました。
祖母から息を引き取るまでずっとオィラの名前を呼んでいたと、数ヶ月前見舞いに来た時に差し入れたクッキーが美味しかったとずっと言ってたと伝えられて涙が止まりませんでした。

オィラにとって初めての葬儀が大好きな伯父だったのです。
泣いちゃいけない…とずっと我慢して、どうしても我慢出来ない時は隠れて泣いて。。。なぜか家族には言えなかったし聞けなかったんですよね。

最後に伯父の顔を見ましたがそれが怖くて、お骨になって我が家に戻って来た後もそのお骨が怖くてずっと逃げてました。
大好きな伯父だったのになぜかすごく怖くて、心の中でごめんなさいと繰り返し叫びながら、49日法要の最後の日を迎えました。
もう明日にはお墓に入る、最後の夜のことです。
今まですごく怖くて逃げてばっかだったオィラは伯父の前に立って泣き崩れました。
なんで怖かったんだろう?って思って、しばらくそこに座り続けてました。

そして伯父はお墓に入り、しばらく経った頃、伯父から形見として貰った目覚まし時計を壊してしまったんですね。でも壊れても手元に置いていたんです。

ある日異変に気づきました。
壊れて鳴らないはずの時計のアラームが聞こえるんです。
壊れてなかったのかな?と思い時計をいじってみますが、やっぱり壊れてます。
変だな。。。と思って電池を抜いて置いておきました。
しかし、時計が側に無くても耳のすぐ脇でアラームの音が聞こえるんです。
中学に上がってたオィラの通学途中や授業中などにうるさいくらい鳴り響くんです。
どれくらい経った頃か忘れましたが、今までそういう話を家族とかにしなかったのにその時初めて父方の祖母に話しました。
すると祖母は「伯父が話しかけてるんだよ」と言い、オィラはすんなりそれを受け入れて、でも正直本当にうるさいんだけど?と思ってたことも事実ですが…汗

1年くらいして父親・祖母とオィラの関係が悪化し始めた頃にはもう聞こえなくなってました。
多分、伯父には父親とオィラの行く先が分かったんじゃないでしょうか。
もし自分が、自分の子供が産まれる前に離婚をしてなかったら多分同じ末路だったということが。
だから身を引いたんじゃないかな。。。自分のことも嫌いになってしまわないように。

伯父のことは今でも好きですが、父親は。。。父親と祖母だけは何があっても許し切れない自分が今ここにいます。

その父親のことは次の記事で書きますけどね。
許してはいないけど、昔ほど憎んでもいないんですけどね。。。それにしても道連れにされる筋合いはありませんよ(T_T)ケッ