天海春香との日々

天海春香との日々

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ロリガロックエクスプロージョン 初めは僕はフォロワーにブルーハーツが主題歌のアニメがあるから見ようと言われてブルーハーツが大好きな僕は見始めました その時は作画の綺麗な普通のアニメだなあ、と思いそしてEDでカバーであることを知ってなんだカバーなのかよ、とまあ最初はそこまで良い印象を感じてはいなかったです けれど見続けていく内にその魅力を理解し始め、名古屋編京都編を経て完全に魅了されました 最終回を見た後はしばらく見直すことも出来ないくらい綺麗な終わり方に感動していました そして今日のライブです 色々と言いたい事はあります 各曲の感想も書いてもいいのですが、今回は終わらない歌に注目して書いていこうと思います イントロが流れた瞬間、終わらない歌であることを理解し僕は飛び跳ね、前の椅子を掴み、横のおじさんの足を踏み、自分の椅子を後ろに吹き飛ばしました 出せる限りの声を出し、自分の感情を爆発させていました そして僕が、おそらくブルーハーツが好きな人達皆が待ち望んでいたフレーズが来ます 僕はどうなるのか不安でした いくらライブとはいえ声優が、しかも女性声優が それも若手の 彼女達が『キチガイ扱いされた日々』というフレーズを歌うのか、と そのような期待と不安の入り混じった感情を心に秘めながら、そのフレーズをただ待ちました 彼女達は歌いました 『キチガイ扱いされた日々』と歌いました その瞬間、僕の目は幻覚を見ました 目の前で歌う声優さん達が途端にのんすけうーたんゆきっぺちーちゃんに見えたのです そしてその後ろにブルーハーツが見えたのです マイクを両手で握りしめあらん限りの大声で叫んだ『キチガイ扱いされた日々』というフレーズは僕の心をズタズタに壊していきました ステージは閃光のように光り輝き、僕の心を駆け抜けたそのフレーズは僕の心にある全ての感情をぶち壊し、虚無と化した僕の心にロックンロールという一文字を刻み込んで去って行きました 多分僕はその時の感情を様々な言葉では表現出来ないと思います 何故ならその瞬間僕の感情は全て壊されロックンロールという一文字しか残っていなかったから だからあの時の感情を表現するのに使う言葉はロックンロールしか必要なく、そしてまたロックンロールしか使えないのです 僕は初めて肉眼でこの身体でこの精神でこの頭でロックンロールを体験したのです 僕の中で全てが陳腐と化したのです 彼女達は伝説となりました 知る者の少ない伝説になりました あの会場にいた数百人の伝説になりました 僕はローリングガールズというコンテンツに触れられて本当に良かった、と 生きていて良かった、とあの瞬間心からそう思いました 彼女達は女性声優でしたがブルーハーツでした あの時あの瞬間 東京にはブルーハーツがいました とりあえずこのくらいで僕の感情の表層はそれなりに表現できたかな、と思います 本当にローリングガールズには感謝しています ありがとうございました