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捨て活で家も頭もスッキリして認知症予防!

40代看護師です。
「捨てられない世代」の両親が暮らす実家の片付けを通して、看護・介護の面から片付け・捨て活の必要性をお伝えしていきたいと思っています。ぜひお読みいただけるとうれしいです!

前回の投稿で、「モノを捨てるのは、部屋がスッキリするだけではない」と書きました。

もう一つ得られたモノ、こちらの方が比べものにならないくらい大切なことなのですが、


それは

「決断力」


モノを捨てる→決断力がつく


と聞いて結びつかない方もいらっしゃるかもしれません。


ご自分のモノを捨てることを想像してみてください。

明らかなゴミや、賞味期限の切れた食品、破れた服などはすぐに捨てられると思うのですが、

ずっと大切にとっておいた本、来年も着れる洋服、まだ使えるバッグ、割れてはいないけどお店のロゴの入ったお皿、子供が昔使っていたおもちゃ、などなど。

こういったモノ、ポイポイ手放せますか?


私は結構大変でした。

顕著だったのが、本を手放す時です。20年以上苦楽を共にしてきた本たち。最初は手放すものの中には入れていませんでした。

でも、理想の自分を思い浮かべた時、「私これ持ってるかな?」と考えると答えはすぐに出ました。


手放そう!!

その時はその時の私に相応しい本が書棚にはたくさんあるはずだ!!と信じて。

実際手放すまでにも何度も「やっぱりどうしようかな・・・」と悩みましたが、最終的にブックオフさんのところへ旅立ちました。


最初は一つ手放すにも「捨てる!」「いややっぱり・・」「やっぱり捨てる!」と何度も自問していましたが、いくつもこなしているうちに決断力がついてきて、どんどん手放せるようになり、本棚や電化製品など大きなモノも手放すことができました。だんだんと、「迷っている時間がもったいない!」と思うように。

決断とは、「決めて」「断つ」。断つことを決める=やらないこと、いらないことを決める、です!



もう一つ大切なのは、収納を捨てること。

一度中身を捨てても、収納家具、ケース、箱類などが残っていると、そこにまたモノを入れたくなってしまうのが人間の悲しいサガ。

なので、モノを増やしたくないなら、収納を捨てる!は鉄則です。

粗大ゴミは時間がかかるので、思い立ったらすぐ手配!!


どんどん手放すスピードが早くなると、不思議なことに、スーパーでの買い物も早くなったんです!

買うものを即決できるようになり、必要なものしか買わないので、無駄な時間を過ごさなくなりました。


部屋がスッキリすると、目からの情報量が減り、頭もスッキリするので本当におすすめですよ!