冬は餌となる花の蜜がないうえに、寒くて活動できないーー。小さいニホンミツバチにとっては試練の季節です。
ここを乗り越えたら、待ちに待った春が到来します。
野山は花々が咲き乱れ、蜜や花粉が溢れています。暖かくなって体も動きます。
ところが、今年は例年とは様相が違います。
雨降りが続いて、ニホンミツバチが大好きな樹木の花がすぐに落ちてしまっているのです。
春は、ニホンミツバチの数が一気に増えて巣も成長します。
ところが、今年は群れも巣も大きくならない。蜜も貯まっていないようなのです。花が落ちてしまっているから、巣に貯めた蜜を食べて飢えをしのいでいるからでしょう。
昨年は、春から夏にかけての酷暑で、やはり野山に花が少なかったのです。
ニホンミツバチは受難続きです。
国内では、今年も山のサルやクマが街中に出没するでしょう。花がないので、獣たちが食べる実がならないからです。
~私の複業の1つである「ニホンミツバチの養蜂・蜂蜜販売」についても随時、紹介していきます。ニホンミツバチの愛らしさがみなさんに伝わると嬉しいです~
※写真はニホンミツバチの群れ。巣箱の中ではこうやって丸くなっています。巣箱の下から上へ向けて撮りました。