高熱が出たり下がったりを繰り返しているうちに、新たな症状として口内炎ができ始めた。
始めは唇の内側、そのうち口中に広がっていき、何ヶ月も治らない日々が続いた。
高熱に対しては、ロキソニンを一日に3〜4回を飲む時もあり、口内炎に関しては、口腔外科に行き、塗るステロイド(デキサメタゾン)を処方され、一時的には改善した。
しかし、口内炎は再発を繰り返し、喉のあたりまで広がり続けた。
水すら飲めない痛みがあり、体重も10キロ近く減少した。
その後、地元の総合病院に入院し、あらゆる感染症の血液検査、CT、エコー、内視鏡、骨髄液の検査、リンパ生検(多汗や高熱の症状から、悪性リンパ腫や白血病の疑いがあったため)まで行ったが、いずれも異常は認められなかった。
唯一、脾臓の腫れを指摘されたが、原因を特定するには至らなかった。
この頃から、膠原病の疑いが出始めた。
(知り合いに紹介された近所の漢方医は、当初から口内炎等を診て、ベーチェット病ではないかと指摘していた。)
総合病院の入院中、口腔外科で、アズノールうがい液とサルコートを処方され、今でも愛用するほど効果を実感している。
一週間検査入院したものの地元の総合病院では原因の特定に至らなかったため、総合診療科を有する大学病院を紹介され、そちらにかかる運びとなった。
続きは、また次回・・